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鹿島アントラーズが積極的な補強をしないことに対する不満

鹿島アントラーズは中断期間に入って、三竿、田川、ターレスと選手を補強したのだけれど、率直な感想として「え?これで終わり?」というものだ。

大前提として、「補強はすればいい物というわけではない。」
そこに関して理解はある。私もそう思う。
ただし、各ポジションごとに使える選手が少ないというのが実情だ。
選手はいるが試合には出られない。それは厳しくいってしまえば、「選手はいるけれど戦力として使えない」ということなのだ。
今のアントラーズは選手を変えるとチームとしての力が明らかに変わってしまう。本来ならば交代選手はギアを上げたり、チームの力を保持したりすることを期待されている。しかし、現状としてはチームの力は失速しまう…。
「選手を使わない」というのは監督の判断でもあるけれど、本来であればどんな時でも選手を出せるという風に監督に認められたものがベンチに座るべきだ。そしてそういう選手が残念ながら少ない。

田川、三竿、ターレスが入ったが、センターバックやサイドバックは補強無し。安西や濃野の代わりに須貝が変わる程度で、植田、関川のセンターバックは常に出っ放しである。これでは連戦による疲労で、動けなくなるのも無理はない。
なぜここを強化・カバーしないのか理解に苦しむ。
現在首位に立っているならまだしも、首位に立っていないのだから、そこを巻き返すための戦略として、補強は有効な手段だ。

選手や監督は頑張っていると思う。でも頑張っているだけじゃダメなのだ。
クラブの使命はタイトルを獲ることだ。
今、鹿島は首位に立っていない。
最後に首位を取るためにもそこを目指して頑張るのは選手や監督たちだけではないはずだ。強化部はチームに何が不足しているのか見極め、そこを埋める・強化するというのが仕事のはずだ。タイトル奪還は強化部の仕事無くして実現は不可能。
「誰が出ても圧倒的な強さを誇るクラブ」を取り戻してほしいと願っているのは私だけではないだろう。


クラブとして「やれることは全部やった」と言い切れるくらいのことを望む。
勝負の世界は甘くないのだから。

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