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鹿島アントラーズの新体制が決まった

新体制決まる

ポポヴィッチ監督、吉岡FDが契約解除となって数日が経ったところで、鹿島アントラーズの公式サイトから新体制についての発表があった。新監督に中後雅喜氏がコーチから監督に昇格。期限については発表はなかった。まずは今季の残った試合で手腕を発揮してほしいところだ。そしてコーチには羽田憲司氏と本山雅志氏が就任することになった。本山氏はアカデミースカウトの仕事も引き続き行うとのこと。コーチとアカデミースカウトの兼務となる。
フットボールディレクターには中田浩二氏が就任することになった。経営とクラブとの潤滑油として頑張ってもらいたい。

中後新監督のコメントに「まずはチームのために走る、戦うという、クラブが今まで大切にしてきた基礎を改めて徹底し、全員が同じ方向を向いて戦うために意識を合わせていきたいと思います。」とあった。
今シーズンも残りわずかとはいえ、この作業はとても大事だろう。

羽田憲司氏、本山雅志氏のサポートを受けて、強い鹿島の復活と来季につながる土台をしっかり固めてほしいところだ。もちろん、残りの試合は全部勝つ。自信をもって来季に臨みたい。

個人的な考え

中後新監督は今季限りの暫定なものなのか、それとも来季続投となるのかわからないところではあるが、いずれにせよ「目の前の試合に勝つ」ということを徹底してもらいたい。
戦術、球際の強さ、足元の技術など、勝つための要素はいくらでも出てくる。どれか一つを極めればいいわけではない。クラブ、選手、スタッフが、目の前の試合に勝つためには何が必要なのかを徹底的に突き詰めていかないといけない。

中後新監督のコメントにあった「チームのために走る、戦うという、クラブが今まで大切にしてきた基礎を改めて徹底」
これだけでは試合に勝てない。
それに加えてどのような動きをするのか。
これを徹底してほしいところだ。監督、そしてコーチの手腕がもっとも問われるところだろう。

また、中田浩二氏には勝つために経営とクラブに何が必要なのか提示する役割を期待したい。FDとしては初めての仕事。どうか長くFDとしての仕事に携わってほしいと思う。
まずは鹿島をどのようなクラブとするのかという「柱」を提示する必要があるだろう。

今季も残り少ないが、わくわくするサッカーを体現してほしい。

まずは気持ちが大切。

足元の技術や戦術は一朝一夕で身につくものではない。しかし、気持ちは違う。その場で切り替えることが可能だ。
「クラブ一丸となって勝つ」
勝つためには何が必要なのか。言葉と姿勢、気持ちで表すチームであってほしい。

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