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FIREできる人はすごい

昨年、長く勤めた会社を割増退職金をもらって辞め、ビンボーFIREをした。「よくその資産で辞めたなぁ、おい」という感じではあるのだが。

結果、半年で音を上げた。

もう子どもも大きいので、家にいてもすることがないのである。

暇はいかん。あー私ってホント無趣味なつまらない人間だわ、と日に日にわが人生とは、とか考えちゃうのである。こんな生活してたら絶対ボケる。里子をもらいたいと本気で考えてしまった。(今でももらいたいけど)

じゃあ、会社を辞めたことを後悔しているか?と聞かれると、そんなことは全くないのだけど。ホント怠惰な人間だ。

とにかくFIREするにも才能がいると痛感した。私には無理であった。

で、6月からフルリモートで仕事を始めた。まだ研修中で本格的な始動はこれからなのだけど、あああ~生きているって実感する。

ただ、フルリモートだと全く動かないので、足腰の衰えが怖い。そこで、来月から近所のスーパーで品出しのバイトをすることにした。早朝3時間。子どもを起こす時間に帰ってこられる&本業に差しさわりがないのでいいかな、と。

本当は豊洲市場で働いて魚のメキキとかになりたいのだけど、さすがに2~3時間みたいな仕事は無いのでこちらは断念した。

若干、仕事辞めて何やってんだ私は、と思わないでもないが、根性無しなのでスポーツクラブは続かなさそう。気合を入れてトレッドミルを歩くより、わずかとはいえお金をもらって、早起きして(早すぎるけど)体動かせるならいいかな、と。やってみないとわからんが。

とりあえず3時間で何歩歩くか計測するのが楽しみ。

そういえば、二十代のころ、小倉千加子さんが52歳だかで大学の先生を辞めて筆で一本立ちしたものの、目の前のスーパー「サントク」でキャベツの皮むきしようかなと思っているみたいなエッセイを読んだ記憶がある。

50過ぎるとみんな考えることは一緒なんだなぁとおもう今日この頃。





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