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人は見た目で判断しちゃいけないとか超暴論だと思うんですよね。

大学生の頃、当時アメフト部員だった私は硬派気取ってジャージにサンダル、そこにチームのスタジャン羽織ってうろうろと練り歩いていたんですよ。何か「見た目に囚われない俺かっこよくね?生き様的な?」みたいな感じで。
今思えば世界はそれを黒歴史と呼ぶんだろうなと思うわけですけれども。
何というか、格好に気をつけるというのは己を装っているようで何とも格好悪く感じられたんですよね。ああ若さゆえ。

で、40過ぎたおじさんになった私ですけど、結構服装には気を使っています。
セレクトショップ?ビスポーク?で、一生懸命店員さんに手ほどきを受けながら買い物をし、何なら一旦上から下まで揃えてもらってから派生するアイテムをしこしこ揃えるという散財ぶり。しょうがないじゃん。だってわかんねえんだもの。

んじゃ何でそう変節したの?と問われますと、やっぱり見た目は悪いよりいいほうがいいじゃないと言う当たり前すぎる事に今更気づいたからなんですよね。
なんにも事前情報が無い中で仕事の新規プロジェクトを立ち上げるからとなったら、メンバーには多分刑事コロンボより杉下右京を選ぶじゃないですか。何かカチッとしてるし、きっちりしてそうな気がするし。コロンボが実はものすごい切れ者だなんてことはテレビ見てる我々しか分からん話な訳ですよ。傍から見たらヨレヨレのコートを着た小汚いおじさんに過ぎないじゃないですか。
年を取ってくると生活態度は何となく見た目に出てくるものだと思うんですよ。少なくとも小汚い人より身ぎれいな人のほうがきっちりしている確率は高いと思うんです。(あくまで体感ではありますが)
女性を口説くにせよ一緒だと思うんですけど、まずは「話してもいいかな」って思ってもらうことが一番大事じゃないですか。そのための第一の扉が身なりだと思うんです。かっこいいと思われなくてもいいんですよ。せめても不快感を与えないというのが一番大事ですね。

はっきり言います。「人は見た目じゃない」なんて言うのは才能に恵まれた勝ち組の妄言か、負け組の負け惜しみです。(才能には生まれ持った容姿も含みます)
普通の人間は、まずは見た目です。見た目が不快だったら基本近寄らせてくれなくなります。
難しいのはニオイ問題ですが、ここに踏み込むと更に長くなるのでここでは割愛・・・。でもそこにも気を配ったほうが絶対いいと思いますけどね。
なので当社ではスタッフに身なりはしっかり整えるように口うるさく言っています。
社内で仕事するときは別にどんな格好してようが文句は言いませんが、清潔感は保てよと。
ただし外回りの場合は最低ジャケット必須とは言っています。工事屋ですし作業服も制服扱いなのでOKですが。ただし作業服も必ず洗濯をしっかり行うなど清潔感は保つように言っています。

しっかりと見た目を整えて、誰とでも気持ちのいい仕事を出来るようにしていきたいですね。

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