見出し画像

続–浮かんだ色、思い込みの色。

前回の記事から頭の中にあるのはレコードの事、いやいや色のことです。
何をどうすれば頭に浮かんだ、もとい自分らしい、いやなんか違う。
ノスタルジィや奇を衒った編集でもない。(話がずれてきた?)

色というのは本当に厄介。
見ていただきたい所へ注目してもらうには、と考え込んでしまう。
だからと言う訳ではいですが今まで避けてきたように思う。

しかし、前回たまたま気に入った内容に編集できたのをきっかけに、やはり避けて通れないと言うか、少し踏み込んでみようと言う気持ちに傾いた。
言葉を借りて言うなればギア3rdの様に捉えている(妻に言ったら爆笑された)

シチュエーションといえばやはり夜、そしてピントは合わせない。
もし会っている場合は編集でぼかしてしまう。
色は被ること、と言う制約は変わっていない様に思う。


そして2夜目の写真を編集して出来上がったのがこちら。
奇を衒ってるやん!と言われればそれまでですが、手探りでやっていた中で納得できた1枚でした。

SNSでの受けはそこそこ。
で調子に乗って載せた2枚目は惨敗。
う〜ん何が違う。と柄にもないことを考える。

ここで初心に戻り、同じ方向へ編集したのがこの1枚。
葉の赤みを残したかっと言うのもありましたが、何でこうなるかの理屈はわかっていない様に思う。
結局は編集しながらのノリというか、感じるもので進めている。

そしてまたある夜、今度は撮り方、を変えてみる。
ピントのことはそれほど考えなくても良いので、頭の中で考えた距離で合わせる。
そして編集、この写真も最初はもっと青みがかっていたのですが、やはり違うと思い、若干戻して終了。
結局は?がついたままになってしまい、その後再編集は行なっていない。

この写真は3回以上の編集により出来上がった1枚。
最後に思ったのはかなりの昭和感。(生まれは昭和です)
しかし、これも最後には?で終了している。

そしてできるだけ当たり障りがない編集になっていく。
ここまで来ると、何のために編集しているの?となってくる。
撮ったままの色ではダメなのか?と。
そうなんです、この写真、撮ったままの色とそれほど変わらないのです。

何だか徒労に終わっているなーとなってしまって、それ以降色のことを考えなくなって最後はレコードへ気が向いてしまった。

その後何日かはシロクロの編集に戻り、しっくりくる感じを取り戻す。
この1枚は納得の出来。
まー気持ちは楽になりますね。

いやいや待て!と思ってはみたのですが、なかなかポジティブになれない気持ち。
リビングでモヤモヤしていると、なんだか外が騒がしいのでベランダに出てみると上の夕景が。
ほとんど撮って出しの写真ですが、ここで何か吹っ切れたと言うか、こだわりがなくなった様に。

ま、とりえあえず色を楽しもうと言うことでベストポジションにいる愛犬さんとツリーを撮る。
ずーっとこの2ショットを願っていたので、かなり嬉しかった。

それと同時に、そのままの色で良いやん!と。

一度リセットされた頭で夜散歩。
ここで面白い事が、頭の中にシロクロと編集可能の色が同時に浮かぶ。
それが上の写真。
こちら、ゴリゴリではありませんが、色の編集を行なっています。
そして左端には愛犬さんのお尻も。

こちらも同じ日に撮った写真。
画としてはかなり色寄りで撮影。
そして自然体で編集。

これが今自分の頭にある色の結果。
とりあえず、ノスタルジィと奇を衒ったからは脱却できたのでは、とおもいます。

今回も何が言いたかったのかは自分でもよく分かりませんが、前進できたなと思えました。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?