歩行

今年社会人3年目になって、急に思い立って通いで自動車免許を取った。春から通いだして夏に取得。最初の方は仕事が暇で定時帰りで通えていたのと、コロナで休日は自動車学校以外行く場所もなかったので、スムーズに取れたとは思う。ただ、我ながら運転はあんまり上手なほうではないようで、仮免許は脱輪(大)で一回落とされた。それでも取れたので偉かったと思う。

免許取ってから気づいたのは、日々の「歩行」も「運転」と同じく、他の交通を察知して、減速・加速・転換をしているんだなぁということだ。当たり前ながら今まで歩行はあまりに身に馴染みすぎていたが、免許取得以降は、事故にならぬよう上手いこと歩行しているという感覚を持つようになった。

今日は駅前で改札に向かう細いスロープに向かう時、正面から若い歩行者が早足で、左方から荷車を押したおばあちゃん歩行者がゆっくりと接近してくる所に差し掛かった。そのまま進むとぶつかるので、私は少し減速しつつ右側に寄ることで、おばあちゃんを先に通し、若者とすれ違うことに成功した。3方向からの交通が交わる地点で急停車急発進を避けた、安全歩行。見事すぎる。毎日歩行しているおかげだろう。やはり継続は力なりである。

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