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ビットコイン約半年ぶりの高値!史上最高値も射程圏内か!ETF承認期待や、世界的なインフレ懸念により、インフレヘッジとしての需要が再燃している模様

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前週からの動向

ビットコイン“関連事業”を行っている上場企業への投資を目的とする暗号資産(仮想通貨)関連株ETFが米SEC(証券取引委員会)に承認されたことや、それに伴い現在審査中であるビットコインETF の承認期待が浮上したことで買い優勢の相場となった。

一方他市場を見ると、エネルギー価格の高騰などでサプライチェーン問題が深刻化している。インフレ圧力が高まる中、米10年債など長期金利の上昇、ドル高進行などで、金価格は投機的な売りによる下落に警戒がでている。

市場動向

世界中でインフレ懸念が高まっていることで、暗号資産の持つインフレヘッジ資産としての側面が投資家に再注目されていることも、暗号資産相場の下支えとなっているだろう。
特に明日の米CPIが予想を上回る大きな伸びとなるなら、FRBがテーパリングのみならず、早期の利上げにも踏み切らざるを得なくなるとの見方も改めて浮上する可能性は高く、投機的な売りが金の相場を押し下げ、BTCには追い風の展開となりそうだ。

中長期的には、FRBの金融政策の引き締め転換を嫌気する形でNY株が調整されたら、株式市場からの逃避資金の流入がBTC相場を押し上げるという強気のシナリオに期待したい。

ここ最近、低水準で横ばいとなっていたBTCのドミナンス(暗号資産全体におけるビットコインの時価増額)も、今週は回復傾向にある。
ビットコインの急騰後は、出遅れているアルトコインの物色相場になることは多々あるが、現在のように暗号資産本丸のビットコインが買われ、ややBTCの独歩高となりつつある場合は、さらに次のステージの上昇サイクルに突入したとの考え方もできる。

再びの大相場に再燃する暗号資産市場だが、直近では先週に数分間での16億ドル分のBTC買いが観測されるなど、機関投資家による売買が活発化している。個人投資家は価格の上下だけで投資判断を揺さぶらないよう、大口の動向にも注視していきたい。

筆者:齊藤成芳
参照:Bitcoin日本語情報サイト

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筆者プロフィール

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ディーカレットのトレーディング部、チーフディーラーの齊藤成芳(せいほう)です!
証券会社で株や債券のリテール営業をしていましたが、相場に魅了されてトレーディング・ディーリングの世界に参戦しました。現在は資金移動やウォレット管理、マーケティング業務も兼任しております。暗号資産の普及を目指し、情報発信に励みます。暗号資産は誕生してからまだ日の浅いアセットクラスです。みんなで歴史を作りましょう!
好きな言葉は「ストロング・バイ」
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