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2022 春のマッチングアプリ祭からの

前回の続き。

2月末無事に退職し、諸々退職関連の最終手続きをし、ハローワークにも行って失業手当の申請などを済ませました。

本来であれば3月から働くつもりだったし、仕事も決まりかけていたのに、、。なんて思いながらも、3月は楽しみな予定をたくさん入れていたので、仕事以外の部分ではかなり充実した日々を過ごしていました。

引き続き企業のリサーチといいますか、アプリを使用して面談などは行っていました。 

そんなことしていないでさっさと採用試験を受けなよ、、という声もありそうですが、お恥ずかしいのですが世の中にどんな仕事があって、自分の能力とどこでマッチして貢献出来、していきたいのか、、というのが求人票だけでは分からないので、その状態では熱意も何も持たないだろうと思い、このような活動を続けていました。

なかにはいいなぁと思える会社があり、途中まで選考を進める気でいたのですが、途中で応募した職種とはえらい違ったポジションを提案いただき、辞退してしまいました。(元々美容クリニックの仕事でのエントリーでしたが、ハンバーガー屋のプロモーションをしてほしいとのことだったのです)

仕事探しはそんな感じでした。

で、マッチングアプリ。

実は2月中旬くらいから、前回書いたようにスムーズに仕事が決まりそうだ!という良い流れに乗っており、これは恋愛もいい流れに乗れるかも!ということで、登録していたアプリを超アクティブにし、3月は積極的にデートをするという予定をたてていました。

結局仕事はなくなり、白紙。

しかし、デートの予定はすでにたててしまっていたのでドタキャンは良くないしなぁと思い、、デートはデートですることにしました。

3月、デートというか食事に行った方は5人。

マッチングアプリをめちゃアクティブにしてる人からすれば別にたいした人数ではないのですが、私にしてはかなり頑張ったほう。

ちなみにみんな本当にすごいいい人でした。

これは別にマッチングアプリの話をしたいのではなく、無気力までの道のりを記すための途中経過でしかないので、以下簡単にデートの記録を残そうと思います。ちなみに職業で書いてるのは分かりやすいかなと思っただけで、職種で選んだり、良い悪いは判断していません。

一人目:アパレルメーカー勤務の方

アプリの写真加工してるなとは思っていたのですが、ご本人とまるで別人。ラインも交換したのですが、アイコンも別人。真実は本当に一つでご本人だけでした。

行きつけのステキなカフェを案内してくれて、テラス席に。とっても見晴らしがいいでしょ!と手を差し出した先は雑居ビルだらけで空がほんの少し広がる感じ。いい人だなぁと思いました。

ラブイズブラインドの話でめちゃくちゃ盛り上がり、かなりハマっていたので色々感想や考察を互いに言い合ったのですが、私の話が分かりにくかったのか、何度も「要約すると〜」「要約すると〜」と要約されて、少し申し訳ない気持ちになりました。。

二人目:エンジニアの方

美味しいワインバルがあるとのことで、私の地元からは結構離れた場所にある街まで。

食事は本当に美味しいけれど、どうしても帰りのことを考えると遠くて、酔っ払いたくないので、ビールやワインはそこそこに楽しんで飲んでいましたが、お相手は本当にお酒が好きなようで、ワインを結構なペースで飲んでいました。自分で言ってたんだけど、飲み過ぎて声が枯れていると。

確かに何となく声が二重になっていて、失礼かもしれないけどガサガサしてる。

もう一軒行きましょう!ということで、時間もはやかったしサクッと!と思ったのですが、行きたかったお店が閉まっていたそうで、少し歩くけどお店探していい?とのこと。

その時お相手の方がとんでもなく千鳥足になっていて驚いてしまい、、

ゆっくり休んだほうが良いのではと思い解散しました。

解散後、ホラー映画苦手って言ってるのに、ネトフリのおすすめで!とか言って、恐ろしいホラー映画のおすすめをいくつか送ってきて(画像見るのも苦手)変な人だなぁと思いました。

三人目:謎の仕事の方

新宿のIKEAで待ち合わせ。

ついたのでつきました。と連絡したのだけど、外に出て来なくて、何故か小さなショールームの中に立っていて、そこまで迎えに行くことに。

その後焼き鳥を食べながら、仕事辞めたくて辞める連絡をラインでしていいかなと相談され、会社について色々聞いてみると、友達の会社を手伝っていて、友達と僕だけ。と言っていました。

ラインでの退職報告はやめた方が良いのでは?とアドバイス?をして、その後はお互いの恋愛観の話になったのですが、「オレはあんまり積極的な方じゃない。ライオンより鹿系だから。なんの比喩」

って、1人で静かに「なんの比喩」ってツッコミを入れていました。言いたいことは伝わったけれど、鹿系は初めて聞きました。

適当に食べて飲んで解散。そして後日、、とある就活サイトで、とある会社の特集記事の集合写真にその人がいたのです。どう見ても社員は2人じゃなさそうだけど、、と思いながら、そっと画面を閉じました。副業の話だったのかな。

四人目:金融会社の人事部の人

この人とのエピソードはここでは書ききれないくらい、本当に面白い人でした。甘いマスクのイケメンで、おそらく彼女が欲しいというよりも、女性と楽しく飲みたい!という考えを持っていて、お酒も相当飲むらしい。

途中お手洗いに行ってしばらく戻ってこなかったのですが、特に気にしていないのに、お手洗いからラインがきて

「おしっ○していたらう○こもしたくなったので、時間かかるけど気にしないでください」

的なメッセージが入り、大人なんだから気にしなくて良いのに、、と思いました。

彼は年下の方だったのですが、年上の女性はエロいから好きって言っていて、今日は君を口説く的なことを言われたのですが、全力で飲みにまわり回避しました。

五人目:外資系金融会社勤務の方

物凄いコミュニケーション力の高い、趣味が引越し!という人。風水とか土地の気運をかなり気にするそうで、土地の選び方のアドバイスをたくさんいただきました。これがまぁ面白かった!

あとは婚活サイトを運営している方が友人にいるそうで、婚活市場についても色々話をしてくれました。色んなネットワークを持つ愉快な人だなぁと思っていたのですが、突然話の途中で「ボッグェエエッ」と、特大のゲップを思い切り私の顔に放ちました。

成人男性の特大のゲップをくらい、めちゃくちゃウケたのですが、一瞬で「すいませんね」と言って、ゲップの空気を手で払っていて、そのまま話し続けてきたので、ゲップを突っ込む暇がなく、時間差でかなりウケて、死ぬほど笑いをこらえていました。

色んな引き出しのある面白い人でした。


実はもう1人食事に行こうと話していた人がいるのですが、本当に不思議なことに、提案いただいた日の全て、本当に全てピンポイントで予定があり、きっとこれは縁がないのだ。と思い食事に行きませんでした。

何度か連絡をもらったのですが、本当に不思議なことに全部ダメだったんです。絶対私の方が暇なはずなのに。


そんなこんなで日々は過ぎていき3月も終わりに近づく頃、、なんかふと

何してるんだろう私って。

と思い、マッチングアプリも消して、転職活動に励もう!という気が起こってきました。

今思えばこの辺から無気力が始まってきていたのかもしれません。

デートでもなんでも、何かやることがあることで、なんとなく感じたくない感情を誤魔化せていたのかもしれません。後付けっぽいけど。

メッセージのやりとりも含め、全部を辞めたら、急に肩の力が抜けて脱力しました。

私にしては短期集中で頑張っていたので、どっと疲れてしまったのです。






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