車いすで約2ヶ月過ごして気づいたこと
両脚が突然動かなくなり、
入院中は、歩行ができることがどんなに当たり前であって
当たり前でなかったか気づきました。
車いすに乗って、できなかったこととか不安だったことを
思い出しながら書いていきます。
■コンビニまで行っても、欲しい商品が取れない&レジでもたつく
→病院内にコンビニがあって、車いす用に道幅はあるが
商品の位置は高いので、いちいち店員さんを呼ぶか、
あきらめるかの二択。
店員さんも忙しそうだと声かけづらいので、私は後者でした。笑
(本当はアイスが食べたかった、、、)
レジでも、目線が低いのとお金のやり取りのあと、
お金をしまったり、商品を落とさないように気を付けたり、
その場をすぐに動けないので、レジが並んでいると
何かと気を使いました。
■外に出ても坂道などが不安で、自由に散歩ができない
→天気がいい日に、少し散歩をしたくなり、
外に出ようとしたものの、コンクリートの坂道で転倒したら怖いため、
結局どこにも行けず、、、大きく落胆したのを覚えています。
■トイレに間に合わず、下着を汚す
→毎日、下剤を飲まされていたので、
急にトイレに行きたくなり、車いすで駆け込むが、
乗り移りなどでもたつき、一回漏らしました。
ただ、羞恥心もあり、
看護師さんなどもあまり呼びたくなく(笑)
結局自分でなんとかするという、、、
下着を取りに行くときの
トイレと自分のロッカーの移動はスリリングでした、、
■いちいち看護師さんを呼ばなければいけない
→車いすでの乗り移りの際に、2回ほど転倒してしまい、
乗り移りの際は、絶対読んでくださいと言われ、
ナースコールを押すが、看護師さんがなかなかこない、、
トイレに行きたい時は、
我慢しなくてはいけないので結構ストレスでした。
■健常者の方の歩行の動きを咄嗟によけれない
→病院内で子供などが走り回ったりしているときに横を通る時は
結構ひやひやでした。あとは、スピードが出ているときに、
脇道から人が出てくるのも怖かったです。
■腰が痛い
→とにかく姿勢が良くない。
車いすだと、後ろ側に重心が下がる用になっているので、
スマホを見ていると肩がバキバキに凝る&おしりが痛い。
右が通常の姿勢、左が車いす。
常に前傾姿勢なので、肩こりがすごい、、、
ただずっとベットにいるのも嫌で、、という挌闘でした。
全体を通して、今まで一人でできていたことが
人を呼んで、見られている状態でおこなうこと、
行動がかなり制限されることがストレスでした。
ただ、ポジティブな面もあって、
周りの方に声をかけていただいたりとか、
自分が体験したことによって、街中で車いすの方を見かけたときは
前よりは優しくするようにしようと思いました。
こういった小さな「できない」が
じわじわとストレスになっていることに
気付いて自分に優しくしてあげるのも大切だなと思いました。
なので、私は日記をつけて、今日の楽しかったこととか
人にされた親切などを書くようにしていました。
そんな感じの入院生活でした。
ただ、自宅に戻った今はほぼ外出することもなく、
外出するとしても車いすなので、
病院より全然バリアフリーではない環境なので、
病院ってすごいバリアフリーな環境だったんだなと気付けました。
そんな感じで。
ありがとうございました。