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意外とみんなできない「コツコツ」

サッカーの指導とは違ったことを書きますので、興味ない人はすっ飛ばしてください。

七夕の夜に面白いツイートを見つけて思い出した、ずっと感じていたことを書いてみます。

このツイートの私の真意は「この7つのことを薦めたい」とか、「英語やってるといい事あるよ」ではありません。注目して欲しいのは、「社会人で自己投資している人は予想以上に少ない」というところです。

Twitterの世界にいると感覚が麻痺することがよくあります。自己研鑽を絶やさない人の発信に晒されてしまうので、あたかも「みんなすげぇ努力してる」と思いがちですが、現実世界の人は意外にも日々の生活とストレスに忙殺されている方が多いのが本当のところだと思います。

この方も仰るように、うさぎと亀のお話のように、「コツコツ力」は自分が思っている以上の差となって現れることを身をもって実感しています。

その真意は…

やりたい人10,000人、やる人100人、続ける人1人

作家・中谷彰宏

この言葉に集約されていると思っています。

人間、コツコツ何かを学びインプットし続けないと現状維持どころか歳を重ねるごとに劣化していくので、コツコツ学びを続けている人と何もしていない人の差は、想像以上に開いていくのではという持論です。

だから自分は「やらないとヤベェ」となります。

この持論があっているかはわからないので、本当にヤベェのかについては責任を取れません。が、多分合っていると思います。

私が仕事としているサッカーや英語だけでなく、色んな分野に言えることだと思います。特に専門分野で闘っている人はなおさら。

自分のコツコツ思考は、思えば海外でサッカー選手としてプロを目指している時に身につきました。何の代表にも選抜にも入っていなかった自分が、毎日自分なりに考えて、体幹トレーニングを1年365日一度も欠かさずやり続け、いつの間にか「元Jリーガー」という肩書きを持つ人がいるリーグで対戦相手としてプレーする土俵に辿り着いていたこと。

英語は中学の時、どの教科より成績が悪かったです。初めて海外に行った時も周りの日本人留学生の「国立○○外語大学出身」という高学歴に圧倒されてコンプレックスを持ちました。そこから自分のペースで勉強を続け、英検1級を取得し、国立外大にも負けないレベルにいつか間にか達していました。

自分にとって「コツコツ」は頑張るべき10代をサボっていたツケだとも思っています。だからこそ、取り返し追いつくには毎日続ける他ありません。しかも20年や30年単位で「コツコツ」ができる人は相当少ないと思っています。

続ける秘訣は、私みたいに偏屈なコンプレックスを覆したいと強い意志を固めることと、周りに「コツコツ」ができる人がいる環境に身を置くこと。

何より、数年のコツコツを続けると、明らかに周りよりその分野では力が抜けてくるので、確かな成果が実感として体験できることがさらなるモチベーションにも繋がります。重要なのはそこまで頑張り続けられるか。

山あり谷ありの人生ですから、これからも谷底に落とされることはあるでしょう。そんな時でも「コツコツ」が助けてくれる確信があるし、だからこそコツコツを止められない恐怖を感じます。

基本、臆病で自信がありません。

私と同じような性格の人は、「コツコツ」向いてるような気がします。
一緒に頑張っていきましょう!


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