見出し画像

人生初アルバイトは巫女

はじめてのアルバイトに挑戦

娘が生まれて初めてアルバイトを経験した。仕事内容は神社の巫女。前から憧れの仕事で、念願叶って就くことができた。

「南丹ガールのなんこさんですか?」と声をかけられたそう

知人から、亀岡の神社で巫女バイトの募集があると教えてもらい詳細を見ると、高校生可とある。やや通いにくいがダメ元で履歴書を送り面接を受けた。そしたら採用されて、人生バイトが決まったというわけだ。自宅近くの神社でできればよかったのだけど、南丹エリアの神社だから、南丹ガール的には話題になってよいだろう。笑

娘の通う高校は、原則アルバイト禁止。だが長期休暇だけとか、理由があればOKになる。前から巫女の仕事をしたかった、冬休みだけ、社会経験になるからと”事情”を並べたら許可が降りた。

元日は雪が残っていて寒かったが賑わっていた

年内のうちに4回と正月三が日、日数で1週間ほど働かせてもらった。年内は秋から冬にかけてで、七五三の祈祷の受付などしたらしい。お守りを扱う授与所は三が日が初めて。やったことのない作業&参拝者が途切れず忙しかったようで、ちょいちょいミスをしたらしい。でもきつく怒られることはなく、先輩巫女は優しかったそうだ。

ミスもこれからの糧として生かしてほしい

仕事はさまざまな作業があり大変だったが、仲間の巫女はみんな人が良く人間関係は良好だったらしい。賃金をいただくのだから、完璧な仕事を目指すべきだが、15や16歳で、しかも初めてのバイトでパーフェクトな仕事は無理だろう。右も左もはじめての環境でよくがんばったと思う。ミスをしたほろ苦い思い出も、これからの糧として生きるはずだ。

また「ようお参りです」「○○円のお納めです」とか、普段使わない言葉を習得?できたのも貴重だったと思う。

常勤の巫女に気に入られたらしく、来年の正月も絶対連絡するし!と別れたそうだ。次はどうなるかわからないが、必要とされているなら引き続き奉仕してほしいと思う。次の方がスムーズに仕事ができるはずだから。

縁結びや長寿のご利益あり。京都イチのパワースポットとしても人気がある

いつか巣立つその日までに

日中娘がいない正月ははじめてで、ちょっとさびしかった。けれど、大学生になり社会人になると、どんどん家から親から離れて、いつか巣立つ。それを想像すると切なくなるが、当然の流れで歓迎すべきことだ。来たるべき巣立ちの日によろこんで手放せるよう慣らしていこう。娘がいなくてもさびしがらず生きていけるよう、多方面で楽しめるようメンタルを強めたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?