【MCU感想】好きな女性声優が出てる、それが理由でマーベルシリーズ見てもいいよな?
私にとって明日を生きる希望になっているのは萌えアニメだ。また、萌えアニメに出ている女性声優の活動もまた私の希望だ。女性声優のラジオであったり、ライブであったり、そんな情報を追うのが私の日課である。
ただ、大学4年も終盤に差し掛かって、未だに萌えアニメに固執していることを客観的に見たとき、「うっっ!あっっ!」(要するにイタいのでは?)という感情が生まれてきた。でも萌えアニメ好きやし…という感情もある。そして、そんな葛藤を抱えているところに私の大好きなアイドルが新曲でこんな歌詞を歌う。
ぐずぐずしてると他に行くわよboy
そうだ。葛藤を抱え、ぐずぐずしているうちに大好きなアイドルを失うよりだったら萌えアニメから一旦離れて、新たな世界を開こう。
そんな時だ。
ディズニープラスが期間限定で199円!!
私が屯しているインターネットのコミュニティではマーベルシリーズがプチ流行していた。度々話を聞いているので、ディズニープラスでマーベルシリーズが見られることも把握していた。
マーベルシリーズ、大学の友人も口を開けばマーベルの話をしているし、世間的にも人気の作品だ。
そして、聞いたところによるとマーベルシリーズのスパイダーマンにはCV水瀬いのりのキャラクターが出るらしい。
水瀬いのりさんと言えば、多数の萌えアニメに出演し、幼女キャラからお姉さんキャラまでこなす私の最も大好きな女性声優である。好きな人の出演作品はもちろん見ておきたい。
声優グランプリ6月号は明日五月10日(火)発売! 水瀬いのりさん連載「いのり図鑑」のテーマは「ツバメ」🪹 巣の中に入ったかわいいひなどりんの姿をお楽しみください。いのりんは映画『五等分の花嫁』の巻頭大特集にもたくさん登場しています♥️#水瀬いのり #いのり図鑑https://t.co/Fkd10kCCyf pic.twitter.com/2GwrMoiR5C
— 声優グランプリ@もうすぐ28周年 (@seigura) May 9, 2022
これは一から見るしかねぇ!!!
ということでここからは
萌えアニメに固執していた人間が
担当アイドルに見捨てられないように
好きな女性声優を追いながら
自分の新たな世界を開くため
マーベルシリーズを見た男の話である
当たり前だが、ここからはネタバレの嵐になる。未試聴の人はブラウザバッグをしてほしい。
見る順番に意見が様々あるんだろうなということも把握している。インターネットのマーベルファンから頂いたリストを参考にしたので、私からはなんとも…。すまない。
以下に見た直後に書いた感想を記していく。
アイアンマン
普段私が見てるような作品と全然違ってウケてた。
緊迫感がずっと続くけど、その分クスってなる会話が時々差し込まれるから飽きずに最初から最後まで見られる。
俳優さんガチでかっこよすぎて惚れちゃうかと思った。
いままで静の激情が好きな人間だったんだけど、動も良い。
アイアンマン2
急に美人だな~って思ってた女優さんのアクションシーン始まってビビった。強すぎる。
マイティ・ソー
おおきなかぶ状態だったハンマーがスポって抜けて、発射して、ソーの手に収まるところギャグすぎて笑ってしまった
キャプテンアメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
すごく良かった。今までのヒーローは派手な武器や技術を使ってライバルを倒していたけれど、キャプテンアメリカは盾と自分の体だけで戦っていて、本当にただただかっこよかった。
キャプテンアメリカはかっこいいだけじゃなくて可愛くもあった。相手の基地に乗り込むときは大体の場合、カメレオンのように紛れて侵入するものだが、気に入っているという理由だけであの派手な衣装をわざわざ着て乗り込むところがとても可愛く私には見えた。
もしかして、(次の)アベンジャーズって今まで見てきた人たちが出てくるのか すごい
アベンジャーズ
あっという間だった。全員集合すると映像もすごいし、こんなに面白くなるんだ。
終盤あたり、キャプテンアメリカが単独行動しがちなアベンジャーズのメンツをリーダーシップを発揮して上手にまとめていたのがかなり印象的だった。彼はやはり賢い。
ロキがハルクにけちょんけちょんにされるところ、面白すぎる。
マイティ・ソー ダークワールド
ロキ最高だ、コスプレショーのところゲラゲラ笑ってた。最後王座にロキが出てくるところサイコーーすぎてゾクゾクした、良い体験 本当に楽しいわ。
普通にソーとロキって萌えアニメみたいなこと繰り返してて最高
アイアンマン3
最高や
これはアイアンマン通してだけど、物語の筋は最初から最後までラブストーリーなのが良い。トニーがあれこれ失敗したり、失言をしたり、大変なことをしでかしたりするけど、結局ポッツはトニーのことを信頼しているし、いつも楽しそうなのが良い。だから互いに相手の死を予期したときの悲しそうな顔は本当にこっちまで辛くなってしまう。シリーズ通して、中でも3は子どもに夢を与えているのが良い。トニーと会って、契約を守ってくれたと知ったときのハーレーのあの嬉しそうな笑顔……最高だ。ラストも良い。これはマジだ。スーツを全て爆発させることによって、花火を演出するのサイコーー!ずっと強かったアイアンマンが3では大変なところまで追い詰められたところからの這い上がりが最高の作品だった。好きだ。
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
切ないし、キャプテンがずっと不憫だった。
でも、演説のところクッッッッソかっこよかった。
君とは戦えないって言って、どんなときも手放さなかった盾を落とすの最高だ
やべぇ 次またアベンジャーズや
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
犠牲は悲しい。人々を守った結果とはいえ…
トニーの暴走の処理をするために人々を混乱に巻き込んだだけじゃないか、俺はアイアンマン3でトニーに惚れたのに急に冷めてしまった…
元々のアベンジャーズがあちらこちらに散ってしまったのも悲しい。いつかまたみんなで強いアベンジャーズを見せてほしい。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
これまでの作品と全くキャラクターが違って驚いたが…まさか喋るアライグマが銃や乗り物を操るとは。
コレクターの使用人がストーン触ったところでキャツキャした。あそこの演出すごく良かった。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvol.2
パックマン何!?!?!?神の父親に自分を自分の望まない形に変えられようとしている状況で、アレができるのはクイル…すごいぜ。
あと、すごくオープニングが良かった!!グルートがぐるぐる回るのに合わせてカメラも動いて、最後''vol.2''のテロップで締める…めちゃくちゃオープニングが良し!
アントマン
面白すぎる!!!!家を破壊する巨大トーマスがヤバすぎる!!!
アントマン序盤、小さい頃に見た『ファインディング・ニモ』のトイレに流される下りが私のずっとトラウマなんですが、それを想起させる描写が洪水のように出てきてかなり辛かった。でも、僕も成長したみたいでその下りを乗り越え最後まで見られた。良かった、個人的にトラウマ克服。
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
仲間割れして飛行場で戦うシーン、スマブラかなんか?全員キャラ出てきてお互いに戦うもんだから「スマブラ…?」と本気で思った。
うーん、彼たち彼女たちって人々を守る強い力を持つヒーローではあるけど、人なんだよなということを痛感した。私が「1番ヒーローだな…」と感じていたキャプテンが自分の武器である盾を投げ捨てたところでそれを強く実感した。いつか起こることだ、というのは視聴者も含め全員思っていたところだと思うので、これからどうなっていくか楽しみ。
俺はそろそろポッツを見たい。
そして、辿り着いた。CV.水瀬いのりが出る
スパイダーマン:ホームカミング
どんな役で出ているか調べなかったため、ワクワクして見た。
そして驚いた。
「エッチするなら、マイティ・ソー…」
マーベルシリーズを何時間もかけて好きな女性に辿り着くまで見たら、マイティ・ソーに好きな女性を奪われる結果になった。
おい、ロキ、あいつやってちまっていいぜ?
冗談は置いておいて、思ったよりスパイダーマンって幼いんだと思った。それ故、なんだかずっと少年が自由奔放に動いているようだったトニースタークが父親のようなムーブをしているのがニッコリポイント。
かなり危なっかしいことばかりするので、途中までかなりイラつきながらパーカーを見ていたが、最終的に自分の力で成果を上げ、トニースタークの信頼を得たのを見て、終わってみれば私にとってもパーカーはリスペクトできる存在だと感じた。あと、ペッパーが出て嬉しい。
ホームカミングまでマーベルシリーズを見たが、かなり面白い!!!
映像がダイナミックなのはもちろんのこと、音楽が凝っている作品があったり、かなりファンタジーに寄ってる作品があったり、シリーズは同じでも特色が全然違う。ヒーローが出てくる作品は大体最後敵をヒーローが倒してハッピーエンドという偏見があったが、ヒーローが敵を倒す過程には仲間の犠牲や関係ない人たちの犠牲があるということを描いていて、闘いのシーンだけの面白さだけでなく、人間のストーリーとしての面白さも充分にあった。(その点、シビルウォーはかなり面白かった)
ストーリーの中で、緊張感があるところとギャグ寄りになるところのバランスも心地よかった。どちらかにすごく寄っていると、この長いシリーズなので飽きてしまっていたと思う。
何より、ここまで短期間で14作品も見ることができたのは、次に繋がるような形で作品が終わるので(これは面倒くささもあるが)純粋に次も見たくなるように促されるところにあるのかもしれない。
「自分の新たな世界を開きたい」という理由もあって見始めたマーベルシリーズであったが、ここまで萌えコンテンツ以外のコンテンツに夢中になるのは、物心がついてから久々なことだったので、成功だったと思う。
ただ、マイティ・ソーを見る目はだいぶ変わってしまった。面白いからいいけど。
引き続き、とりあえずエンドゲームまではマーベルシリーズを見たいと思っている。全て見終わったらまた感想を記すことにしたい。
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