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フィガロと絨毯

ピノキオを見た。それはもう20何年振りにとかですよ。ゼペット爺さんが肩でりんご拭いてて「子供の頃真似してやったな〜」と思いました。あれめちゃくちゃ美味しそうだったんだよな。コーチマンの顔が怖すぎて子供の頃そこで映像止めてた。VHSですよ。そのまま巻き戻し忘れるとそこから始まるから嫌だった。てゆうか子供がロバになるんだったなあれ。忘れてたよ。当時めちゃくちゃ怖かった。ロバになるなんて。今見返すとロバになった後の小僧、どうなったかわからんのだな。「なんでロバなんだろう?」って思って調べたらロバって西洋だと怠け者や愚か者という呼ばれの文化があるようで、イソップ童話でも同じ意味合いの話があるらしい。初知り。
僕は子供の頃、黒い猫の人形を他人の子から奪い(ヤバイやつ)、そのままもらって愛用していた。今思うにフィガロのようで可愛かったから己の物にしたかったんだろうな。まるでフィガロを手にしているかのような気持ちだったのだろう。ソウイチロウ(黒猫人形の本来の持ち主)ごめんな。

今日引っ越しの部屋完璧に決まりました〜!って仲介業者から連絡きて、「よっしゃ!」と思ったので新居のための絨毯買いに行った。日暮里にあるザクロという中東料理と雑貨のお店なのだが、よくわからないで行って店内の絨毯見ようとしたらそのまま席に案内されて中東料理死ぬほど食べた。なんでだ。
店長が明るくてご飯も美味しく、和気藹々とした雰囲気のお店だった。また行きたい。
絨毯も買い、運んで帰ったのだが「絨毯は重い」という事に気付かされた。絨毯は重い。買う時にアリ店長が洗濯の仕方とか管理方法を細かく教えてくれた。良心的すぎる。商魂と良心のバランスがすごくいい。「向こうの人は川で洗うんだけど〜」と教えてくれて、「(川…)」と思った。洗濯できる川、近くにあったかな。
ペルシャ絨毯を買ったんですが、ペルシャ絨毯って紀元前からの歴史があるんですって。日本にそこそこ入っていたのは17世紀ごろから。豊臣秀吉が好きだったらしい。最古の記録としては卑弥呼の周りにそれっぽい絵が描かれていたらしい。歴史。だからアラジンとかにも出てくるんだなと納得した。俺の絨毯もいつか空とか飛んでくれるんでしょうか。飛んだら報告します。

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