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転職を見越した新卒就活ってあり?なし?

はじめまして!
IKJ共感コミュニティーのスタッフの鴇田です!
これまで企業の中途採用の仕事に携わった経験から、これは学生のうちから知っておきたかった!というポイントをお伝えします。
就活生のみなさん、必見です!


周りの人や先輩からこんな話を聞いた事、ありませんか?
「新卒入社したけど、思っていたのとなんか違ってすぐ辞めちゃった」
「今は売り手市場だから、辞めてもすぐ転職先見つかるよ~」

これを聞いて、「ミスマッチの就職をしても、すぐに転職するのもアリだな~」とか、思ったりしてませんか?

転職サイトが普及して「転職は逃げだ!」という思考も減ってきた現代の日本ですが、「キャリアを積むための前向きな転職」に対して寛容になってきただけであり、入社してすぐの転職を同様に捉えることは、ほとんどありません。
入社3年以内に離職した人の転職活動は、実はデメリットが多いという事を、就活生の皆さんは意外と知らないのではと思います!

そもそも「第2新卒」って?

新卒で3年以内に離職した人を「第2新卒」と呼ぶことが多いです。ちなみに、大学を卒業したけど未就職の人は「既卒」と呼ばれます。

この「第2新卒」の就職活動って、実は結構厳しかったりするんです。
それまで築いてきたキャリアや技術、人脈があれば、スムーズに転職できて活躍できるパターンもあるのですが、これはどこでも通用する武器を持っている人に限ります…。

「第2新卒」の就活が難しい理由

なぜ苦戦するのか。大きな理由は2つあります。

①新卒時や通常の転職求人のものよりも、選考が厳しい場合が多い。
②転職者には、即戦力を求められる場合が多い。

①人事は、前社の離職理由を採用基準のひとつとして持っている。

・「ウチに転職してもすぐ辞めるんじゃないか」と人事は考える
・人事は会社から多額の予算を与えられて会社の未来を担う同志を探す仕事
高学歴でも、大手企業の就職経験があっても、3年以内に辞めている「第2新卒」の信用は低い
(例:私の知り合いの話でT大の院を卒業した人の場合→新卒入社するも人間関係に悩んで約半年で離職。天下のT大の院出身なら引く手数多だろう!と思いきや、また同じ理由で辞めるのでは、と人事に心配されて転職にかなり苦戦…)

②中途採用=ポテンシャル&能力採用

・企業は「すぐに現場で活躍できる、即戦力の転職者」を求めている
・中途採用には時間とお金をかけられない、という中小企業が多い
(例:企業の中途採用市場では、「すぐ活躍できるような中途しか要らない」、「若手を仕事ができるようになるまでしっかり育てるという余裕がない」という企業が多かった)

さいごに

今年の5月。『大型連休後に退職代行サービスを使った新卒が過去最高だった』という悲しいニュースが流れました。
彼らの中に、スムーズに次の企業に転職できた人が何割いるのか…
せっかく3年の暑い夏からインターンシップに参加して内定取ったのにすぐ辞めるなんて、非常にもったいない!と私は感じます。

せっかくなら、「一生働けるような企業を見つけよう!」と決意して、企業選びをしていくのも素敵なことです。
そんな想いで仕事に打ち込むからこそ、自分だけの武器となる「人間力」「スキル」を身に着けられ、もし転職する事になっても、どこでも通用する自分になっていくものです。

その為に、自分はどんな企業に勤めたいのか。どんな社会貢献をしていきたいのか。どんな事に喜びを感じて、頑張っていけるのか!
自分の「就活の軸」=「未来への羅針盤(コンパス)」を明確にして、自信をもって就活を進めってもらいたいと、私は応援しております!

なかなか自分の軸が見つからないなあと思う方は、まずはお気軽に公式LINEアカウントよりご相談ください♪


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