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ROOTS OF "D" 第6回 ROUAGE 『SOUP』(1998)
かなり更新が滞りましたが、今回は中1~2年2学期までの自分にとって第2回で取り上げたPENICILLINと双璧をなし現行で特別視していたROUAGEの1998年リリースのメジャー4枚目のアルバム『SOUP』について語りたいと思います。
ROUAGEの存在はおそらく96年小6の頃に氷室京介情報を求めて購読した『CDでーた』や『What's in』でメジャーデビューアルバム『BIBLE』のディスクレ
ROOTS OF "D" 第5回 D'ERLANGER『LA VIE EN ROSE with remastered』(1995)
前回からだいぶ期間が空いてしまい、この連載を忘れかけている方も居ると思いますが、今回は思春期の自分に第3回で取り上げたZi:KILLと並んで『自分達がオリブの園(幼稚園の代わりに通っていた児童研究所)でターザン遊び(壊れたハイエースの上から飛び降りる遊び)をやっている頃にこんなカッコいい音楽やバンドがあったのか!?』という衝撃を与え、リアルタイムから遡ってVISUAL ROCKを掘り下げる直接的な
もっとみるROOTS OF "D" 第4回 BUCK-TICK『memento mori』(2009)
今や新譜がリリースされれば必ずチェックしツアーが開催されれば最低1ヶ所は公演へ脚を運ぶほどフェイバリットアーティストのBUCK-TICKだが、その音楽との本格的な出逢いは成人になるかならないかという時期だったので、これまで紹介した氷室京介やPENICILLINと並べてルーツと言い切ってしまえるかは怪しい。
またB-Tの特異な点はコンスタントに新作を発表していて、その度にそれまで自分がベストだと思
ROOTS OF "D" 第3回 ZI:KILL 『HERO』(1995)
第2回を書いて以降、取り上げる作品について迷いに迷った末、今回はD'ERLANGERと並んで中1の自分に既に解散してしまっていた過去のVISUAL ROCKを掘り下げるきっかけとなったアーティスト=ZI:KILLを初めて体験したマキシングル『HERO』を取り上げたいと思います。
ZI:KILLに関しての詳細はWikipediaを参照していただくとして、そもそも97年春の時点で中1の哲朗少年(DE
ROOTS OF "D" 第2回 PENICILLIN『Limelight』(1997)
前回より時計の針を2年ほど進めて、今回は哲朗少年(DEATHRO)の小学校卒業~中1を通して最もフェイバリットであり、初めて生のロックコンサートを目撃したアーティスト=PENICILLINのメジャー進出2作目であり、彼らの作品で哲朗少年がリアルタイムで発売日に買った初めてのアルバム『Limelight』について紹介します。
まず例によってPENICILLINとの出逢いについて触れてから作品を
ROOTS OF "D "第1回 氷室京介 『SINGLES』(1995)
"DEATHRO"としてJ-ROCKのソロボーカリスト活動を開始をして5年のタイミングで自らの音楽ルーツを"J-ROCK/V-ROCK"に対象を絞って音源を紹介するレビューを始めます。
レビューというよりは音源にまつわる自分自身のエピソードや思い入れがメインになるとは思いますが、どうぞお付き合いください。
第1回で紹介する音源は、自分と実兄の幽閉が初めて自らの意思で購入したロックアーティストのア