生きているだけ。だけど、生きている。2



日本語教師を辞めた後は二つの仕事を暫くしていた。

一つは大学中からやっていた警備の仕事。
もう一つはリラクゼーションセラピスト。ほぐ○やさん、り○く、て○みん、みたいなやつだ。

今日は警備の話をしよう。

この警備という仕事だが、学生諸君はどうとらえているだろうか?
「警備の仕事があるのは知ってるけど、なんとなく大変そう」「汚れ仕事でしょ?」そんな感じかな。

まあ僕も似たようなものだった。
でもけっこう学生にはおすすめだ。

どういうところがおすすめか。
①単発でいい現場が多いから時間の調整しやすい
②交通費全額出る
③見たことない景色、人の喧騒を垣間見れる。
④給料も悪くない。
⑤現場にもよるけど、休憩が多い。(僕のいたところは90分ごとに30分の休憩があった)

まあ③はちょっと違うかもだが。


警備員は派遣形態をとっているから、こういう現場があってこういうしごとをしてくれ、ってのか多い。

その現場は開店オープン時の入店ラッシュのヘルプだったり、大きめのフリーマーケットの雑踏整理だったり、急遽人が足りなくなった館内警備の待機要員だったり。いろいろだ。

毎週必ず何時何時で入らなきゃいけないってのがない。あったとしても都合がつけやすい。電話で営業に言えばいいからね。

僕はものぐさで人間関係の構築を維持するのも苦手なので、なかなかありがたかった。


最初言った通り、警備はいろんなところに行かなきゃいけないから交通費が必ずかかる。だから交通費が必ず全部出る。僕のいた会社は業界トップ10と言いつつ、かなり零細だったがそれでも交通費は全部出ていた。
僕はラーメンが好きだから、知らない土地に言ったらなるべくそこのラーメン食べてたなぁ。そういう楽しみもある。


これはね、そういうのが好きな人にはたまらないと思う。少なくとも小説を書いたりする人は好きなんじゃないか?なかなかディープな人々をお目にかかれる。軽犯罪者、DQN、ちびっこ愚連隊、チンピラ、どうしようもない連中のどうしようもない行為をたくさんみれる。また、仲間達もけっこう訳あり連中か多い。特に年配の方や半分ドロップアウトしてる人なんかは。ものすごく反面教師になる。こうはなっちゃいけない、ちゃんと働こうって。まあ僕はあんまり活かせなかったが。ははは。

この警備のディープな話はまたしよう。おもしろいぞ。

④⑤は一緒に話そう。
給料悪くないよ。特に体力に自信がある人はおすすめ。引っ越しより体壊さないし。警備は年中人手不足な上にそれなりに需要がある。しかも来るのはおじいさんとかが多いから、若い子はどこいっても喜ばれる。優遇してくれるぞ。お祝い金で5万円とかくれるとこある。
休憩は場所によるけど外回り系は休憩多かったな。これは現場によってまちまちかも。辛かったら営業に休憩増やしてくれって言えば割りと増やしてくれることもある。けっこうアバウトなんだよねそこら辺。

なんか警備員の紹介記事になっちゃったぞ。うける。

あー、仕事だるいな。東京が近付いてくる。

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