2 何をするのか (3) ー ぼくが起業する理由
【自己分析】 得意(強み)を整理する
この記事は約1800文字。3〜4分で読めます。
今回お話しするテーマ
1 なぜ起業したのか
・起業目的 済
・収支計画 済
2 何をするのか
・自己分析 ← 今回はここ
・ビジネス案
・社名
・ミッション・ビジョン・バリュー
3 どうやってやるのか
・運営方針
・必要な備品・ツール 他
・登記申請、役所への届出 済
前回の投稿
4つの軸:2(得意)
(再掲)4つの軸
・1(好き):嫌いなことも含めた洗い出し 済
・2(得意):上記+他の人から言われたことの整理 ← 今回はここ
・3(対価):これまでのキャリアの振り返り
・4(必要):これまでの人生で評価されたことの洗い出し ← 今回はここ
得意(強み)を整理する方法
前回までで、自分の好き(嫌い)なものを洗い出しました。
次に得意なこと(強み)を整理していきます。
得意なことを整理するにあたって、自分が認識しているものを洗い出すことも必要です。
それに加えて、仕事が他の人にサービスを提供し、受けた方が評価してくれて対価を払ってもらうことで成立するものである以上、自分では気づいていなかったけれど他の人が評価してくれたものを洗い出すことがより大切だと考えています。
ジョハリの窓
みなさんは「ジョハリの窓」を聞いたことがありますか?
ジョハリの窓とは、自分と他人の認識のズレを理解する自己分析ツールです。
もともとは1955年にアメリカで開催された「グループ成長のためのラボラトリートレーニング」の席上で「対人関係における気づきのグラフモデル」として発表されたものだそうです。
発表したのは、サンフランシスコ州立大学の心理学者ジョセフ・ルフトとハリ・インガム。
のちに2人の名前を組み合わせて「ジョハリの窓」と呼ばれるようになったようです。
ジョハリの窓の説明へのリンク:
「ジョハリの窓」を完成させるには、第三者からの情報(自分が他人からはどのように見えるか)が必要となります。
「自分から見た自分」と「他人から見た自分」の情報。
本来の使い方とは少し異なりますが、今回は自分の得意(強み)を理解するために、自分で気づいていない視点、「他人から見た自分」の情報を活用しました。
フィードバックはプレゼント
「他人から見た自分」の情報を得るためには、良いことも直したほうがいいことも含めて、第三者からフィードバックをたくさんもらう必要があります。
でも残念なことに年齢が上がるにつれて、他の方が遠慮してしまってフィードバックしてもらいにくくなってしまうんですよね。
フィードバックは指摘ではなく「プレゼント」です。
自分の知らない自分を知るためにもフィードバックを歓迎し、自分から積極的に求めていくようにしたいですね。
ぼくの得意(強み)
「他人から見た自分」を整理するにあたって、これまでに同僚やお客様から言われたことや、研修講師をやったときに参加者アンケートに書かれていたことで、記憶に残っていたものやメモしていたものを整理しました。
以下が整理した結果です。
自分で考える得意(強み)
どんな話題でも対応できる(知識が豊富)
異なったものの見方、考え方ができる
本質を見極める(洞察力・論理的思考力)
好奇心が旺盛
応用力がある
継続・習慣化する(意志・自律心が強い)
自発的な成長支援できる
体の柔軟性が高い
他の人が評価してくれたもの
誰に対しても対等に接してくれる
視点がユニーク
声が聞きやすい(声のトーンやペースも適当)
説明がわかりやすい
否定せず最後まで話を聞いてくれる
ひとつ一つの質問に丁寧にこたえてくれる
意見を引き出すのが上手
気づかせてくれる
今日のまとめ
自分が思っている自分の姿はほんの一部。
得意なことを整理するためには、自分の認識に加えて第三者の評価が大切。
第三者からの情報を得るため、「フィードバックはプレゼント」と考えて積極的に求める。
次回のテーマ
次回は、「4つの軸:3(対価)」についてお話しする予定です。
会社員生活に漠然とした不安を抱えている方、
起業を検討されている方、
ご自身の来し方、行く末を考えている方
などのご参考になれば嬉しいです。
投稿は「マガジン」にも保存していきます。
マガジン保存先:
「学びをよろこびに、人生にリーダーシップを」
ディアログ 小川
美味しいものを食べて、次回の投稿に向けて英気を養います(笑)。