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「トンネルの出口」はどこですか? (2022/9/15)
記事の長さはおよそ1,000文字。2〜3分程度で読めます。
【倍速ニッポン 下】
Z世代、最速で学びたい
情報の耐えられない薄さ
こんなふうに考えた
記事の概要
昨日に続きZ世代の「タイパ」についての特集記事からです。
(Z世代:1990年代中盤から2010年代序盤生まれの世代)
「最小の労力で最大の成果を取る」スキルを重視するZ世代では、
学校でも会社でも「タイパ」の意識が強いそうです。
◆学校では
オンライン講義を倍速視聴する学生は半数を超える。
「長時間授業を聞いているのは苦痛」
「内容を短時間で理解して、もっと先のことを学びたい」
◆会社では
「新卒入社後3年を我慢したところで、成長できる確証はない」
と前職を5ヶ月で辞め、待遇も良い大手コンサル会社に転職。「60%の力で60歳まで働くより、100%で40歳まで仕事する方を選ぶ」
「(若手社員は昇進待ちの)長い行列に並ぶことをコスパが悪いと考えている」
キャリアは自ら選びたい。漫然と「待つ」のは不安だ。
記事の中で、明治大学の藤田教授は、
Z世代は「少しでも早く成長して安心したいとの意識が強い」
と指摘されていました。
私の考え
車を運転しているときトンネルに入ると、
スピードをあげてしまうことがありますよね。
それには、2つの原因があるそうです。
景色が単調になって速度感覚がつかみにくくなる。
不安を感じる暗く圧迫感のある場所から早く抜けたい意識が働く。
ほんとうのトンネルであれば、どんなに長いトンネルであっても
出口ははっきりしています。
残り何メートルで出口に到達するかはわかります。
でも人生というトンネルの場合、
自分の出口がいつ・どこにあるのか、
わかる人は誰もいません。
出口がわかっていれば、スピードを上げれば上げるほど
暗く圧迫感のあるトンネルから早く抜けることができます。
でも、ゴールがどこにあるかわからなければ、
どんなにスピードをあげても早く到着することはありません。
スピードを上げて何かを早く理解したとしても、
理解した先でまた不安になり、また別のものを早く理解しようとする。
結局いつまで経っても安心には繋がらないでしょうね。
ムダに待つことも、ムダに時間をかけることも必要ありませんが、
安心(納得)を得るためには、まずは自分の「出口」を決めることが
先決な気がします。
あなたにとっての、「トンネルの出口」はどこですか?
追伸
ちなみに、日本で一番長い道路トンネルは、
東京の山手トンネル18.2kmだそうです。
参照ページへのリンク:
本投稿は日経新聞に記載された記事を読んで、
私が感じたこと、考えたことについて記載しています。
みなさんの考えるヒントになれば嬉しいです。
「マガジン」にも保存しています。
「学びをよろこびに、人生にリーダシップを」
ディアログ 小川
美味しいものを食べて、次回の投稿に向けて英気を養います(笑)。