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ひとりのちから

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ジャズがマイブーム


最近はジャズが”マイブーム”です。

昨日(2023/9/24)の日経新聞朝刊にも
特集記事が載っていましたが、
今年は日本でジャズが演奏されるようになって100年。

日本のジャズ発祥の地といわれる神戸では、
1年を通じてさまざまなイベントが開催されています。

※ 1923年にバイオリン奏者の井田一郎さんが
  「ラフィング・スターズ」を結成して
  プロバンドとして神戸でジャズを演奏したのが
  日本のジャズ文化の発祥といわれています。


STUDENTS LIVE


昨日そんなジャズ・イベントのひとつに行ってきました。


「KOBE JAZZ Academy “STUDENTS LIVE”」と銘打ったイベントで、
兵庫県内の中高生ビッグバンド6校が集結。

各校10~20人くらいのメンバーで、4〜5曲を演奏していました。


ステージプログラム

どの学校も高校生とは思えないくらいハイレベルで、
その中でもプロが1人加わってセッションする
1曲は素晴らしかった。

演奏のパフォーマンスが上がるのはもちろんのこと
楽しみながらもチームの雰囲気がビシッと締まって
よい緊張感が生まれる
のを観ていて感じました。

セッションした高校生からも
プロと共演できたことで良い影響があった
感想が述べられていました。


異質な力を活用する


チーム(組織)と個人の関係性を考えた場合、
チームの雰囲気に個人が影響される。

チームの持つ空気に個人が合わせてしまうことが
多いですよね。

でも加わるメンバーによっては、
たったひとりでもチームを変えることができる。
良い影響を与えることができる。

ハイレベルの演奏を求めるだけの”キツい”チームでも
仲がいいだけの”ヌルい”チームでもなく
成果と雰囲気を両立させた良いチームにできる。

今回のセッションをみて実感しました。


ただし加わるメンバーは、誰でもいいわけではありません。
良い影響を与える人には条件があります。

条件

  • 異質
      イベントの中でプロの方だけの演奏もありました。
      当然ながら演奏のレベルは高校生チームとは段違い。
      でもここにもうひとりプロが加わっても
      高校生チームに起きたようなケミストリー(化学反応)は
      起きにくいです。
    属性や経験など、バックグラウンドの異なる人が必要です。

  • ハイパフォーマー
      いくら異質でもパフォーマンスが低ければ
      単なる”変わり者”です(笑)
    既存メンバーが納得するほどの実力を持っていることが重要です。

  • プライド
      加わるメンバー自身が自分のパフォーマンスや役割に
      プライドを持っている
    ことも大切です。
      プライドを持てない人は組織の空気に流されます。 


チーム・組織が変わらない・変えられないという悩みを
抱えた会社さんは多いです。

異質なハイパフォーマーをうまく活用していますか?


ディアログ合同会社 小川剛司(つよし)
「学びをよろこびに、人生にオーナーシップを」

美味しいものを食べて、次回の投稿に向けて英気を養います(笑)。