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My Special Aflac Duck/Aflac

さぼりすぎてとてつもなく久しぶりです。@おーすとらりあですがさすがに再開し始めないとPRとばいばいしちゃいそうなので戻ってきました笑

一応語学留学中なのでせっかくなら英語を学びつつPRのお勉強していきたいと思い、これから海外のPR事例ばっか取り扱う予定です。でも海外のPRアワード探すの結構大変なのでおすすめあったらコメントで教えてください。

今日は2019カンヌPR部門シルバーアフラック。では、れっつごー!

・ファクト

いまいち分からず、、

アフラックはいままで小児がん経験者、がん遺児の支援などをCSVとして行ってきたが小児がんの子たちにもっと根本的に幸せになってもらう方法はないかを模索していた、、、?とか?

・内容

アフラック生命保険は、米国でロボット等の開発を手掛けるスタートアップ企業Sproutel社とアヒル型ロボット「My Special Aflac Duck」を共同開発した。My Special Aflac Duckは遊びとして使用できるだけでなく、自分の代わりに喜怒哀楽の感情表現をさせることができるもので、小児がん患者の子どもたちのためにつくられた。


・結果

・世界最大のクリエイティブビジネスフェスティバル、SWSX(サウス・バイ・サウスウエスト)でPeople’s Choice Award受賞。

・カンヌライオンズPR部門シルバー

・2019年末までに米国内で1万羽

・2700人以上の小児がん患者の笑顔

・43の州の128の病院がMy Special Aflac Duckに登録

・ターゲット

小児がん患者の子供たち

・このキャンペーンで果たす役割、目的

保険会社がお金の面だけからのサポートであるがん保険だけではなく、小児がん患者の寂しさを和らげることで子どもたちを笑顔にする。そして子供たちが喜ぶキャンペーンをすることでアフラックという会社が本当にがん患者の幸せを願っている会社だということをアピールする。

・ターゲットインサイト

他の子たちは外で遊べているのに自分は遊べなくて悲しい。がんと闘う辛さ、孤独さ。

・このキャンペーンのイメージ

寄り添い、代弁、

・メモ

メーカーじゃない会社がプロダクトを作るとインパクトがある(横文字多)

アフラック=がん保険というのはわりとみんなに周知されていること。アフラック=アヒルのマスコットというのも周知されている。だからアヒルのマスコットを作って小児がんの子たちにプレゼントしたキャンペーンをやった企業がアフラックって言われてすごい納得するし腑に落ちる。

保険会社って個人との契約だから社会的にどうなってるとかイメージが湧きづらい気がする。だけど、あひるというプロダクトを実際に作ってリアルの場で小児がんの子たちにプレゼントして、かつその子たちがハッピーになるという現象を作ったらそれはもう目に見えて分かりやすい「あ、アフラックいいことしてんじゃん」って言うイメージにつながる。

つまり何がいいたいかというと普段はがん保険でリアルのものを作っていない会社がリアルなモノをつくるとインパクトがあるねっていう。だけど全保険会社&メーカー以外の会社が広報のためにそれをやっても成功するわけじゃない。やっぱりどこかの認知度が欠けていたらうまくいかない。だからこのアフラックのキャンペーンは上にも書いたけど、アフラック=がん保険とあひるという認知されているイメージを読み取ってPRがうまくいった事例ということですね(一人で納得)


全然関係ないけど(関係なくはない)アフラックのHP見たら出てきた。今まではCSRが企業のPR活動になってたりしたんだけどCSVの方がよりPR的なニュアンスになったね。という発見。こんな言葉あるんだへえ~

(https://www.aflac.co.jp/corp/aflac/management_index.html)


参考文献




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