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ミータソのマザーズ決算分析【ビザスク】2020年Q4

ミータソ@スタートアップ会計士

こんばんはー、精神と時の部屋で修行中のミータソです。
最近謎に忙しいですー。

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娑婆世界ではマッチこと近藤真彦さんが今更の不倫報道、山Pもジャニーズ退所で海外進出らしいですね。


同じエンタメのエイベックスもコロナ禍で主力のライブ事業などが低迷し、4～9月決算では32億円の純損失を計上。希望退職に青山自社ビル売却と芸能界激動の年ですね。


今回はスキルシェアサービスを展開するビザスクを取り上げました。

ビザスクといえば、上場時にとんでもないミスをしでかしたことで界隈ではちょっと話題になりました（管理部の方、お忙しいとは思いますがちゃんとして！笑）。

広くスキルシェアの領域でくくると、ココナラ、ストリートアカデミー、クラウドワークスのWow!me、そしてかつてメルカリもteachaなどがありましたが、撤退したサービスも数しれず。

なぜビザスクがいち早くIPO、そして上場後も成長しているのか、ビジネスモデルや強みを中心に話していきたいと思います。ではいってみましょう！

1. 会社概要


ビザスクはビジネス領域に特化したナレッジシェアリングプラットフォームを提供している会社で、2020年3月に上場、現在従業員数は108人。

女性社長の端羽さん（東大→GS→ロレアル→MIT MBA→ユニゾン）を筆頭に役員陣は金融系中心にみなさんピカピカの経歴です。ミータソが入社したら使えなくて即クビになる系の会社です。

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2020年2月期通期の実績は、BCGはじめコンサルファームクライアントの業績好調が影響し、売上高が前年同期比＋60％の983百万円、営業利益が＋184％の71百万円と大きく成長。順調ですね～。

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2. サービス概要


スポットコンサルという短時間取引を依頼者とアドバイザー間でマッチングし、1時間単位ならではの気軽さから多様なアドバイザーが参画し、現在は12万人超のアドバイザーが登録しているとのこと。

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先程触れたようにココナラやストアカってアドバイザー、ユーザー認知に広告宣伝費もかかる割に、扱うサービスも例えば占いや人生相談、教育といったカジュアルなカテゴリーで単価安いんですよ。1時間2000円とか4000円くらいかな。

対してビザスクはB向けにめっぽう強く、BCGやアクセンチュアといった戦略・総合コンサルのリサーチ支援で儲けてるイメージなんですよね。

売るものもAI、広告、医療ヘルスケア、小売、飲食等専門領域情報で、近年コンサル先の事業会社・金融会社のリテラシーが上がる中で、クライアントのコンサルに求めるニーズが高くなってる。

一方、クライアントのコンサルタントは必ずしもドメイン知識があるわけじゃない、コンサル会社は課題解決に必要なデータベース・専門知識にはお金を出し惜しみしない、

そういう会社の裏側の台所事情をうまく捉えて課題解決に寄与し、グロースしてるように思います。

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BCGからの売上が全体の何割だったかな、リピーターにもなっているので抱えるアドバイザーの質も高いんでしょうね。

3. ビザスクの強み


上のサービス概要にも触れたとおりビザスクの強固なビジネスモデルが、強みにも現れており、顧客は同社のサービスを利用することで、

アドバイザーの保有する文字化されていない価値ある一次情報を、効率的かつ効果的に情報を収集することが可能となります。

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また、サービスが拡大することでアドバイザー知見蓄積によるデータベースの厚みが、DBの情報量と質が拡充し強化されたDBが、マッチング率の向上に寄与するという相乗効果を生み出す点に注目です。


4. 今期業績予想と株価予想

株価は半年で1405円→3925円と約2.8倍となっていますが、21年2月期予想をみると、売上高は前年同期比▲3％の960百万円、

営業利益は▲16％の60百万円と減収減益予想から短期的には様子見でしょう。

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ただヘッジファンドの引き合いも強く、トヨタ、アサヒビール、KDDI、NTTデータ、kurarayと特に業種業態偏りなく事業法人クライアントを獲得しています。

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引き続きコンサルだけでない事業法人等クライアントのPL研究開発費を勝ち取るための営業、受注獲得がカギと考えられますが、当社のビジネスの巧さが故に長期的には買いでしょう。

5. ミータソのスタートアップファイナンス情報発信について

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