*大貫妙子 / 新しいシャツ

大貫妙子さんの新しいシャツ

わたしの解釈では、自分の芯を持つ
とてもつよいひとを
思い浮かべます

過程において 二人の時間や場所がすれ違い
ただ、お互いを信じて日々を過ごすことが
難しい

確かめようとすればするほど
相手への疑いが 募ってしまうのに
確かめようとすればするほど
何もなくても 疑われていると思うのに

想い合うことを 確かなものだと
何か他から持ってきた指標で
測って 安心したい

安心を求めてしまっている時点で何かが違う

自分が これだけしているなら

相手にも これだけしてほしい

すでに 自分が自分がと 相手のことを

置き去りにしている 自分がいる

自分がすること したいことが

他人にとっても 嬉しいことや

感じのいいことだと 嬉しい

そこに 偶然 感覚 の合う 他人がいて

そういうひとを大切にすれば

無理の少ない 日々を過ごせる

今思う 自分って 本当に自分なのか

社会通念や今までの環境にそう見せられている

それだけ かも知れない

もっと 自由に とりとめのない

掴みどころのない 不安定で 途方もない

世界や 自分のこころを 感じて

見つける先の 自分のほうが

より自分の感覚にちかい 無理の少ない自分

いつでも どこでも

新しい自分は すぐそばにいる

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