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私が、体育指導で大切にしてきたこと。

学校での体育授業の難しさと言えば...


例えば、塾などの習い事であれば、自分ができるようになりたいという志や夢を持って、通ってきます。もちろん、そこには、自分に合いそうな先生を選んでくる人もいるかと思います。


でも、学校の場合、もう先生が決まっているし、自分が興味ないことも、やらなければいけません。特に、「音楽家」の生徒にとっては、音楽が好きで、もっと音楽を勉強したくて、音楽の学校を選んでくるわけですから、残念ながら、体育なんて、二の次なわけです。(笑)

そう言った意味で、体育、運動することの楽しさを、生徒たちの興味関心を引き、心に火をつけるのがとても難しかったです。





私のイメージしていた体育の授業は...
体育会で育った私は、

体育は、声を張り上げて挨拶をして、

声を張り上げて準備体操をして、

声を張り上げてランニングをして...

そんなバリバリに動くのが当たり前でした。



それを初回の授業でやってみたが、なんだかしっくりこない。盛り上がっているのは私だけ...(笑)そんな痛い経験をしました。


その時、自分の中にある当たり前は、「音楽家」の生徒たちにとっては、当たり前ではないと気づかされたのです。

同じことをやるにしても、学年やクラス、そのレベルに合わせて、指導の仕方を変える必要がある。失敗を経験して、そこから私は、彼らにとってのよりよい授業を目指していきました。

前にも話しましたが、「音楽」でも使える、「体育」を考えてきました。基本的に準備体操は、ラジオ体操をおこなってきました。

音楽を聴きながら、リズムに合わせて身体を動かすこと、自分の身体を自分の思ったように動かすことは、「音楽」でも、自分の楽器を自由自在に使えるということに生きてくる、そう考えました。

また、ウォーミングアップは、短縄跳で「リズム感」を養いました。リズム感も音楽には欠かせません。





私が体育指導で、大切にしていたことは、三つあります。


一つ目は、楽しむこと。

これは、私がもっとも大切にしていたことです。例えば、ランニングの時は、彼らが持ってきた好きな音楽を流しながら走りました。そうすることによって、気分は上がるし、楽しく走ることができていました。

そして、なによりも、体育を楽しむというよりも、「私といる時間」を楽しんでもらうということを考えていました。

それは、私の「人間性」が大切になってきます。

なので、先生になってからは、自分磨きをより一層力を入れてきました。どこから見られても、外見も内面も魅力的な人になる。

そんなことを想っていました。

そうすれば、体育が苦手でも、体育が嫌いでも、体育の時間は、「私に会えるから頑張れる」って、そう想ってくれたら嬉しいなと想いながら、生徒たちと関わってきました。

結果的に、体育が苦手な子、嫌いな子も、放課後に私と一緒に、みんなで運動したりする姿を見られるようになりました。楽しそうにイキイキとしている生徒たちを見れるのは、とても幸せなことでした。

そして、生徒からは告白される日々。(笑)モテ過ぎちゃったかな。(笑)可愛くて、素直な生徒たちです。



二つ目は、挑戦すること。

「できない〜」とすぐに諦めてしまう生徒もいました。その生徒に対しては、

「できるよ」

「100回挑戦してみて、それでもできなかったらまた先生に言って」

と言葉を投げ返します。

すると、その生徒は、自分なりに試行錯誤して、挑戦してみるんです。しばらくすると、

「先生できるようになったから見て」って、ニコニコしながら言ってくるんです。

「諦めずにやれば、できる」

そんな体験をたくさんしてもらいたいと想っていました。

大成功はできなかったとしても、挑戦すれば、必ず、少なからずの成功はしています。その成功体験は、彼らの自信にも繋がります。また、そこまで努力してきた過程はとっても大切なことだと思っています。

手に届かない課題を上げてしまうと、やる前から諦めてしまうので、一人一人に合わせた課題をつくることも大切です。

そして、小さな成功でも、褒めて、褒めて、褒めまくる。

そしたら、次のステップに進めるので、とにかく、やる気スイッチを切らさないようにしていました。




三つ目は、頼ること。

ある程度の信頼関係が気づけていれば、人から頼られて、嫌な人いません。

みんな、先生の役に立ちたい、褒められたいって想っています。

なので、できるだけ、彼らに荷物を運んでもらったりと、頼ることをしていました。特に、男子に頼むと、男子はやっぱり、かっこよくいたいから、優しく受け入れてくれます。そんな彼らには、

いつも「ありがとう、助かるよ」って、声を掛けます。

すると、「先生、また、何かあったら言ってね、助けるから」って。とても頼もしく感じていました。

みんな、ありがとう。


生徒の心を掴んで、私のペースに巻き込む!

私色の授業に染める!

これは、とても大事なことだと想っています。

そのためにも、やっぱり、私の魅力が本当に大切になってきます!


私は、体育は、他の授業ではあんまり味わえないことが一つあると思っています。

それは、自主性、協調性を養うことができるということです。

椅子に座っての座学だと、どうしても、先生の話を一方的に聞いて、時間が過ぎていく...私の中では、そんなイメージです。でも、体育って、上手になりたい、上手くいかないならどうしたらできるようなるかなど、

自分自身で、また、仲間と考えて行動し、挑戦する力を養うことができると思っています。

時には、仲間にアドバイスをもらったり、してみたり...そんな中で、

仲間同士の信頼関係も気づけるという点でも、学校体育は、欠かせないと考えています。


このような感じで、私は、生徒たちと関わってきました。

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