10年住んだ東京から地方へ移住した話
この10年は東京に住んでいた。
私は引っ越しが好きで2年に1度引越しをしていた。
計5回引っ越しをしたことになる。
アリが出るアパートからタワマンまで色々住んだ。
私は中卒なので、大卒などの人より働くのが早かった。
なので過去と現在の年収の幅も広い。
気づけばこんなところにきていたなあ、という話。
最初は通勤に1時間半電車に乗っていた
上京して最初は片道1時間半通勤に使っていた。
往復3時間。
在宅勤務の今では考えられない。
私は始発駅に住んでいたので、座れる時もあれば、最初に席を逃すと1時間半立ちっぱなしというのも珍しくなかった。
それだけ苦労しても、年収290万くらいだった。
これは上京して最初の年収。
その前の職は地方で、ボーナスがなく、週六日勤務で更に低く、年収200万くらいだった。
どちらもITというかエンジニアの仕事だった。
今は在宅勤務で通勤なしで当時の4倍くらいもらえている。
世の中、なにをするかより、どこで、なにをするかだと思った。
転職は人生の転機
私は転職が好きだ。
といっても今の会社に就職してからは7年がたつ。
今の会社にくるまでは年収ゲームで転職することだけが自分の人生を切り開く鍵だと思っていた。
ずっと、プロジェクトで上の商流で働いている人間を見ていて、自分と何が違うんだ。大して能力は変わらんのに所属している環境が違うだけで給料だけが違う、絶対自分は上にいけるとずっと考えていた。
中卒という武闘家
実績を積むのが楽しかった。
実績を積んで転職活動で面接するのが楽しかった。
中卒という武器も防具も何もない状態からスキル一本でどんどんレベルが上がっていくのが楽しかった。
自分はドラクエでいったら絶対武闘家だと思う。(誰かに怒られるかな)
面接官との相性がよくて今の会社に奇跡的に受かる
今の会社との出会いはほんとに人生の転機だった。
元々のきっかけは、マイクロソフトからの面接オファーだった。
結局マイクロソフトは落ちるのだが、あれ、意外に中卒でも外資いけるんじゃね?と思い上がってから面白い方向へ人生が回り始める。
そこから外資ITを数社受けた。
今の会社に受かった。
面接官との相性が非常によく、運が7割、実力3割くらいだ。
今でもその人は直属の上司だ。
わかりやすく生活レベルをあげる(舞い上がり期)
今の会社に受かって、すぐにノリでタワマンに引っ越した。
同僚や先輩からは驚かれた。
『絶対昇進してやるという覚悟を感じるね』
そんなふうにも言われたが、完全にノリだけだった。
いつも通勤で見上げていたビルにいつか住んでみたいと毎日夜の帰り道に思いを馳せていた。
でも、振り返ってみれば覚悟もあったのかもしれない。
まあ、でも住んでみた結論、ゴミ出しが24時間で便利なこと以外は別に住む意味ねーなって思った。
最終的に家賃は0円に
そこからの引っ越しは、どんどん家賃が低くなっていって、最終的に今回の地方の移住では、祖父の空き家をもらったので、家賃0円まで下がることになる。
東京は、成長する機会を与えてくれた
なんやかんや言って、東京に出てこなければ、なにも変わらなかったと思う。
ノリで出てきたけど、いろんな人と出会ったし、いろんな経験をさせてもらった。
ありがとうございました。
地方移住で牙が抜かれるのか
これから身をもって実証していきたい。
でも抜かれるよね。
だって家賃0円だもん。
仕事やめよーかなとか思うしね。
まあ、在宅勤務でありがたく働かせてもらっているので、趣味レベルで働こうかなと。
まじ無理ってなったらやめます。
今後ともよろしくお願いいたします
そんなこんなで、地方へ引っ越しました。
継続してエンジニアは今のところ続ける予定です。
今後ともよろしくお願いいたします。
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