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休職日記 その2 休職するまで

他の人の休職日記に刺激を受け、自分の場合を書き連ねていこうと思う。

 大きく以下の章立てで、今回は#1を書こうと思う。


#1 休職するまで

2020年の11月からうつ病と診断され、2021年3月現在まで休職中である。

最初は自分がうつ病だとは思わなかった。

気分の上下で、下の限界点はもっと過去に経験していたし、途中覚醒する睡眠も、持病の喘息の影響と思っていた。

潜在的なトリガーは2020年の3月以降のコロナを発端とする完全在宅勤務だと思われる。

それ以前も、昇進のタイミングもあって、仕事の内容の変化や責任の増加によるプレッシャーもあった。

だが、簡単に言うと昼間に仕事ができなくなり、ギリギリ追い込まれて徹夜で昼間の分の仕事をする、という生活を半年以上続けた結果、うつ病となった。

昼間に仕事ができないというのは、イメージがつきにくいかもしれないが、やろうという気力はあるのに、集中できない、頭のエンジンが常に空ふかししている感覚。

いざ机にむかって、さあ、となってもグルグルグル気が散って、作業をしてくれない。

理性ではわかっているのに、脳と身体がいうことを聞いてくれない感覚。

それを発端に、昼間はぼーっとしており、溜まった仕事を徹夜で追い込まれて罪悪感に囲まれながら必死に仕上げ、寝不足のまままた翌日同じことのループという悪循環だった。

罪悪感というのが肝で、ずっと自分は怠惰の延長線上の症状だと思っていた。

いざ追い込まれればやれるから、この症状は自分が怠惰なだけなんだと思い込みつづけてどんどん睡眠不足と罪悪感で身体と心を蝕んでいった。

気づいたときには、身体が布団から起きれなくなっていた。

振り返ると、やはり散歩というか歩いたり、日光なり何か外的な刺激を受けるというのはとても大事なことなんだろうと思う。

完全な在宅勤務の開始と仕事内容の複雑化により、完全に僕は一人で全てを抱え込んで自己管理もできなくなっていた。

今日はここまで。

#2 休職する瞬間

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