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認められたい。

私は人をぱっと見で判断するような人間じゃない。
いや正しくは、私は人をぱっと見で判断するような人間ではないと思い込みたかった。だろうか。

同世代で活躍するアーティスト、同じ中学にいた可愛い子、勉強の出来る子。
そういう人達を見ると、なんとも言えない劣等感に冒される。
私に才能もなければ、見た目もよくないし、頭も悪い。
人に認められてる人達は何かが突き抜けている。それが元々持っているものだったり、努力故だったり。
比較対象はほぼ同じ時間を生きてきた同い年が多い。
与えられた時間は平等なはずなのに、あの子が実力を伸ばし行動している間、私は一体何をしていたのだろう。
そんな事ばかり考えて、私は私の存在価値が分からなくなってしまう。
内面が大事だなんて綺麗事で、結局どれだけ人に認められているかに注目する。
人から認められる事で今までの私の行いは無駄じゃなかったんだと、その時初めて自分で自分の事も認めてあげられるのではないだろうか。
人からの評価が全てだ。それが真実を示している。
私も誰かに認められたいんだ。

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