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★マンガ『葬送のフリーレン』の名言から学ぶ一歩を踏み出す勇気
落ち込んだとき、テンションが下がったとき、気分が乗らないときに、少しでも気分を変えて、一歩を踏み出す勇気がほしいときはありませんか?
マンガを読んでいると、この言葉深いなぁ〜ってしんみりさせてくれたり、大切なことを思い出させてくれる気がします。
今回は2023年7月時点、10巻発行・連載中の作品である『葬送のフリーレン』(©原作:山田鐘人・作画:アベツカサ/小学館)より、僕の人生をより魅力的になるよう考えさせてくれた言葉を紹介させていただきます。
『葬送のフリーレン』は、ファンタジー中でも「死と再生」をテーマに、ゲームのRPGさながらの主人公の成長や仲間がさまざまな困難を乗り越えていく姿勢が描かれ、人間の強さや友情、家族愛などの普遍的なテーマを軸に読者の心を揺さぶられます。また、2023年TVアニメ放送が決定している「マンガ大賞2021」の大賞を受賞した作品です!
続巻の紹介記事はコチラ
少しでもあなたが夢に向かって突き進むとき、壁が現れたとき、壁を乗り越えるときに、モチベーションを上げてくれたり、グサッと心に刺さったり、物事の見え方が変わるヒントを見つけてもらえたら嬉しいです。
葬送のフリーレン 名言一覧
…人間の寿命は短いってわかってたのに…。…なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう…。
フリーレン
それだけはできない。足手まといになるから。実戦での見習い魔法使いの死亡率は知っているでしょ。友人から預かった子を死地に送るつもりはないよ。
フリーレン
人を殺す魔法は人を殺す魔法ではなくなった。今では一般魔法攻撃と呼ばれているよ。80年は人間にとって相当長い時間らしい。
フリーレン
正直興味はないよ。だから見て確かめるんだ。
フリーレン
時間の無駄だからね。色々教えてもすぐ死んじゃうでしょ。
フリーレン
実際にそうでしょ?お前達魔族は人の声真似をするだけの、言葉の通じない猛獣だ。
フリーレン
解決しないから無駄なんだよ。魔族は人喰いの化け物だ。そいつらが人類と同じ言葉を使う理由を考えたことはある?
フリーレン
相手が強かったら戦わないの?それに私は二人が魔族達より弱いなんて微塵も思っていないよ。
フリーレン
私だって強い相手との戦いは大嫌いだ。嫌なことは早めに終わらせないとね。
フリーレン
五百年か…。魔族の中でもかなり長寿だ。今まで敵無しだったのだろう。体外の魔力の量だけでもこれだけの情報が手に入る。それでも魔族は魔力を包み隠さないし包み隠せない。哀れだ。
フリーレン
英雄というのはどうしても後世の連中が勝手に美化していく。そしてそのうち原型すら無くなってしまうんだ。
フリーレン
そうだね。私も不器用だからわかる。馬鹿だよね。想いっていうのは言葉にしないと伝わらないのに。
フリーレン
まだたったの10年だよ。今会いに行かないと近い未来に後悔するよ。あのときならまだ間に合ったかのかもしれないのにって。
フリーレン
“なんで今更”って思ったでしょ。私は今の話をしているんだよ。
フリーレン
魔王討伐に旅立つ前の私とよく似ていて頭にきた。だからこそ、きっと私はきっかけを与えたかったんだろうね。勇者ヒンメルな、そうしたってことだよ。
フリーレン
魔法使いの強さを決めるのは魔力だけじゃないよ。技術や経験、扱う魔法やコントロール、努力と根性、そして才能。
フリーレン
フェルン、その魔法の精度は99%だよ。残りの1%を見破った偉大な魔法使い達がいたからこそ歴史的な発見があったんだ。
フリーレン
それにこのパーティーの僧侶の席はまだ空けておきたいからね。いつかまた会えるかもしれないから。
フリーレン
誰もがって訳にはいかないけど、沢山の人がこの光景を見れる時代が実際にやってきた。不思議な気分だ。でもそれでも人の手によって切り崩されていく。少し寂しいけどこれまた時代の流れだね。
フリーレン
まずはその勝算とやらを探すのを手伝うよ。尻尾を巻いて逃げ出すっていう作戦は、別に今じゃなくても使えるからね。
フリーレン
どうだか。そんな台詞はいくらでも聞いたことがある。もう数えるのもやめるほどに。魔族は息をするように嘘をつくから。
フリーレン
隠している訳ではないよ。確信がないだけだ。勝算というには不確定要素が多すぎる。
フリーレン
まったく。クソみたいな思い出しかないな。でも楽しかったよ。僕は君たちと冒険ができてよかった。
ヒンメル
そうはいかないよ。君にとっては軽い気持ちで預けたものかもしれないけど、僕にとっては大切な仲間から預かった大事なものなんだ。
ヒンメル
色々なところを旅したね。何もかもが新鮮で煌めいて見えた。その美しい思い出の中にはいつも仲間達がいた。僕はね、全員が揃うこの日を待ち望んでいたんだ。
ヒンメル
僕はね、終わった後にくだらなかったって、笑い飛ばせるような楽しい旅がしたいんだ。
ヒンメル
皆に覚えておいて欲しいと思ってね。僕達は君と違って長く生きられるわけじゃないから。
ヒンメル
でも一番の理由は、君が未来で一人ぼっちにならないようにするためかな。おとぎ話じゃない。僕達は確かに実在したんだ。
ヒンメル
村の孤児院にハイターっていうムカつくヤツがいてね。偽物の剣しか持っていないから、偽物の勇者にしかなれないと僕に言ったんだ。じゃあ本物になってやろうじゃないか。そう思ったんだ。
ヒンメル
いいじゃないか偽物の勇者で。僕は魔王を倒して世界の平和を取り戻す。そうすれば偽物だろうが本物だろうが関係ない。
ヒンメル
人はどうでもいいことに命を懸けない。
ヒンメル
生きているということは誰かに知ってもらって覚えていてもらうことだ。ほんの少しでいい。誰かの人生を変えてあげればいい。きっとそれだけで十分なんだ。
ヒンメル
迷宮は一つの階層をすべて踏破してから次に進むものだ。冒険者の常識だぞ。
ヒンメル
楽しんで人助けができるのならそれが一番じゃないか。最後まで楽しむよ。楽しく冒険して迷宮に潜って魔物を倒して宝を探して、気が付いたら世界を救っていたようなそんな度がしたいんだ。
ヒンメル
君は僕に花畑を出す魔法を見せてくれた。綺麗だと思ったんだ。生まれて初めて魔法が綺麗だと思った。
ヒンメル
確かに小さな人助けだ。きっとこんなことをしたって世界は変わらない。でも僕は目の前で困っている人を見捨てるつもりはないよ。
ヒンメル
そうだね。でも旅を続けている以上また会うことだってあるだろう。涙の別れなんて僕達には似合わない。だってまた会ったときに恥ずかしいからね。
ヒンメル
こういう面倒な依頼が結果として多くの人を救うことがあるんだ。だから僕は困ってる人を絶対に見捨てない。
ヒンメル
僕は自分の故郷を守りたくて勇者になったからね。他の誰かの故郷も守りたいんだ。
ヒンメル
報酬を貰っておけば貸し借りは無くなるだろう。僕達は勇者一行なんだ。僕達が求めているのは誰かを助けることであって感謝の言葉じゃない。相手に貸を作ってしまったら本当の意味で助けたことにはならないだろう。
ヒンメル
まさかこんな光景に出会えるとはね。このために魔王を倒す価値は十分にあるな。僕達が魔王を倒せばこの美しい光景を誰もが見られる時代がくるんだ。
ヒンメル
…僕はね。君がどんな人生を過ごしてきたのかなんて知らない。でもそれはきっと辛く苦しい道のりだったんだろうね。こんな簡単なこともわからなくなるほどの。君はきっと師匠と過ごした時間が幸せだったんだよ。
ヒンメル
だったら僕がイメージさせてやる。この世に不可能はないって。
ヒンメル
人生ってのは衰えてからのほうが案外長いもんさ。
アイゼン
百分の一か。面白いものだな。その百分の一がお前を変えたんだ。
アイゼン
怖がることは悪いことではない。この恐怖が俺をここまで連れてきたんだ。
アイゼン
当たり前だ。俺はお前よりつよい。だが、お前はまだ負けていない。立ち上がったからな。
アイゼン
強い相手に勝つ秘訣を教えてやる。簡単だ。何度でも立ち上がって技を叩き込め。戦士ってのは最期まで立っていた奴が勝つんだ。
アイゼン
エトヴァス山の秘湯はまさかの足湯だった。とても労力と割りに合わん。実にくだらない冒険だ。だが不思議なものでな。仲間と共にしたくだらない冒険はどれも掛け替えのない記憶として残っている。俺はあの景色が忘れられん。
アイゼン
理由は二つあります。ひとつはあなた達の手前格好を付けていたいから。もうひとつは前より死ぬのが怖くなったからです。まあ、不死とはいわずほんの少し、ほんの少しでいいから時間が欲しくなったのです。
ハイター
私がこのまま死んだら、彼から学んだ勇気や意志や友情や、大切な思い出までこの世から無くなってしまうのではないかと。
ハイター
私も実在するかどうかはどっちでもいいです。でもたとえ実在しなかったとしても、あるべきものだと思います。そのほうが都合がいいからです。必死に生きてきた人の行きつく先が無であっていいはずがありません。だったら天国で贅沢三昧していると思ったほうがいいじゃないですか。
ハイター
理想の大人を目指して大人の振りをしてそれを積み重ねてきただけです。きっと私は死ぬまで大人の振りを続けるのでしょう。子供には心の支えになる大人の存在が必要ですから。
ハイター
私は冒険者には、意思疎通も信頼関係も必要ないと思っています。特に私の仲間であったフリーレンはその点が拙かった。だから私は信じることにしました。彼女は“魔王を必ず倒す”と言いました。私はその言葉を信じたんですよ。
ハイター
あの方は正しいことをしたのです。救ったことを後悔してほしくない。魔法使いでもなんでもいい。一人で生きていく術を身に付けることが私の恩返しなのです。
フェルン
あなたが私を知ろうとしてくれたことが、堪らなく嬉しいのです。
フェルン
必要なものは覚悟だけだったのです。必死に積み上げてきたものは決して裏切りません。
フェルン
これはシュタルク様が一生懸命選んで私にくれた物です。二度とそんなこと言わないで。
フェルン
私はとある人に恩を返すために一人前の魔法使いになりました。それは当時の私の人生の目標で、ただただ全力で、その先があるだなんて考えもしませんでした。きっとそのときに情熱も執念も使い果たしてしまったのでしょう。
フェルン
誰かから貰った物だからでしょうか。私は戦争で故居も何もかも失ってしまいましたから。こうして大事なものが増えていくのが嬉しいのかもしれません。
フェルン
確かに今日は少し残念に思いました。でもとても嬉しいです。私のために必死に考えてくれたんですね。
フェルン
そうか。俺が大きくなったんだな…。ガキの頃は何もかもが大きかったのに、あれほど広かった師匠の背中でさえいつの間にか小さくなっちまっていた。
シュタルク
土産話をたっぷりと持って帰らないと駄目なんだ。俺に出来る恩返しはこのくらいだからさ。あんまりのんびりしていると師匠が死んじまうんだ。
シュタルク
無駄ってことはねぇだろ。言葉があるんだ。話し合いで解決するならそれに越したことはねぇじゃねぇか。
シュタルク
こんなところで隠れていたら魔族が帰ってくれるのか?これは誰かがやらなきゃいけないことだろ?
シュタルク
たぶん人には心の支えが必要なんだ。支えて貰って悪い気分になる奴はいねぇよ。
シュタルク
…それじゃ負けだろ。戦いってのは最後まで立っていた奴が勝つんだぜ。
シュタルク
仲直りしたいんだろう?想いってのは言葉にしないと伝わらないんだぜ。
ザイン
大人になって人との距離感がわかるようになると、衝突をすることすら避けるようになる。
ザイン
どうして正面から戦いたがるかね。逃げる、隠れる、不意打ちする。いくらでも選択肢はあるだろうが。強い魔法使いの気持ちはわからねぇ。
フランメ
こいつらの気持ちも手に取るようにわかるさ。今まで研鑽してきた自らの魔法に対する自信と信頼。要するにクソみたいな奢りと油断だ。
フランメ
人の偉さはわかりづらい。だからああやって着飾って見た目でわかるようにするんだ。
フランメ
哀れだよな。人が地位や財産に縛られるように魔族は魔力に縛られている。魔族は魔法を誇りに思い誰よりも魔法が好きなのに己の魔力すら自由にできない。
フランメ
いいか、フリーレン。歴史に名を残そうなんて考えるなよ。目立たず生きろ。お前が歴史に名を残すのは、魔王をぶっ殺すときだ。
フランメ
人間には寿命がある。私達よりも死に近い場所にいるんだ。人生には重大な決断をしなければならないときがいくつもあるが、あの子達はそれを先送りにできないんだ。
ゼーリエ
今もお前は私の魔力に恐怖を感じている。自分の身の丈がよくわかっているんだ。一級魔法使いになった自分の姿がイメージできないだろう。魔法の世界でイメージできないものは実現できない。基礎の基礎だ。帰れ。
ゼーリエ
何故か私は弟子を取って後悔したことは一度もないんだ。たとえ歴史にその名を残せずとも。
ゼーリエ
それにまた学び直すだけだ。百年。たったそれだけの時間を掛けてな。私にとっては些細なことだ。
ゼーリエ
君たちが目指しているのは魔法使いの最高峰だ。不可能を可能にするのが一級魔法使い。未踏破だろうが前人未到だろうがねじ伏せて突き進むんだ。
ゼンゼ
やっぱり君達に付いてきて正解だったようだ。きっと君達ならこの過酷な迷宮も楽しむことができる。
ゼンゼ
一級魔法使いは理不尽なほどどの逆境でも覆せるような存在でなければならない。この程度は逆境ですらない。
ゼンゼ
儂は何をしていたんだろうな。どれ程昔であろうと、どれほど苦難に満ちた人生であろうと、あの幸せな時間は嘘偽りのないものだったのに。
デンケン
儂がお前と戦わなかったのは、お前が怖かった訳でも、敵わないと思っていた訳でもない。ただ、もっといい終わり方があるのではないかと思っていたんだ。そんなものなど無いと分かり切っていたはずなのに。
デンケン
私達は人間だ。生きられる時間は限られている。“いつか”なんてときは私達の人生には存在しない。本当に愚かだ。
レルネン
自分の生きてきた軌跡が誰にも覚えられちゃいないってのはあまりにも酷だ。俺達は長い人生を歩んでここにいるんだぜ。
クラフト
魔族が倒されたのはもう80年以上も前になります。人間にとって、何かを忘れ去るのに十分過ぎる時間です。
道中の商人
言葉の通じない猛獣か。思わず笑ってしまったよ。実に的確な表現だ。この街で彼女だけが魔族の本質を理解している。人を食らう捕食者が人の言葉を話す理由などただ一つ。
リュグナー
暴力で解決するしかなくなったこのクソったれな現状が、私は堪らなく楽しいと思っている。所詮我らは猛獣だ。
リュグナー
天才は嫌いだ。積み重ねたものの美しさが無い。
リュグナー
人類の人を殺す魔法の研究解析に大きく貢献し、歴史上で最も多くの魔族を葬り去った魔法使い。葬送のフリーレン。私の嫌いな天才だ。
リュグナー
魔族は悪意という“言葉”は知っているが、悪意という“概念”は持ち合わせていない。悪意という感情が無いんだよ。存在しない感情は抱けない。
マハト
何故私達に“悪意”や“罪悪感”といった感情がないのか。随分くだらないことを聞きに来たのね。その質問の答えなら生まれたときからわかっているでしょ。人を欺く度に心を痛めていたら魔族はとうの昔に絶滅している。
ソリテール
実験っていうものはね、失敗するものなの。たくさんたくさん失敗して、最後に一つの答えを導き出す。次に行こうよマハト。そして証明してほしい。共存なんてただの夢物語であるということを。
ソリテール
本来起こった事象の対処法なんてものは、いくらだってあるはず。過程がわからなくとも、原理がわからなくとも、対処することだけはできる。
ソリテール
人類は古来より未知を未知のまま扱う能力を持っている。そしてそれは、最も原始的で理論的な行為の積み重ねによって生み出される。“観測”だよ。
ソリテール
いかがだったでしょうか?
お気に入りの名言は見つかりましたか?
僕自身、フリーレンのシビアな考え方がヒンメルたちとの出会いから変わっていった想いや人間と向き合おうとする言葉は本当に深く心に染み入るものばかりで、一度立ち止まってじっくりと考える時間をとらさせてくれた経験があります。
学校や会社、その他の組織に所属していて落ち込んでいるとき、疲れているとき、悩んでいるときなどに、この『葬送のフリーレン』の名言で元気づけられる方も多いのではないでしょうか?
長い年月を振り返るによって、「死と再生」というテーマや普遍的なテーマから見え隠れする登場人物たちの想いがもたらす言葉にふれあいながら、また明日からの原動力になると幸いです。
それでは今回はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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