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Tacx Neo2T、ZwiftとPC(Mac)のセットアップについて(その1)

コロナ禍で無闇に外出できないなか、ライドに飢えたローディ達がスマートトレーナーを購入し、Zwiftに参加していると聞きます。ここではTacx Neo2T、ZwiftとPC(Mac)の接続に苦労した経験をシェアします。


Zwiftとはなんぞや、という方がこのエントリにはアクセスしないと思うので割愛しますが、今のビジネスのトレンド(SNS、体験シェア、サブスクリプション)をうまく活かしています。彼らにとっては幸運にもコロナ禍も追い風に働いていますね。実際に購入してから使用開始するまでに勉強することがたくさんあったので、2回に分けてシェアしたいと思います。

※セットアップはしたものの高額な会費に怖気づき、月額会員にはなっていません。

Zwiftとの出会い

私の住むアメリカ北東部では3月中旬から不要不急の外出が禁止されています。3月上旬は学校のジムはまだ開いていましたがすぐに閉鎖、私の住むアパートのジムに逃げ込みましたがそれも程なく閉鎖してしまいました。散歩などは禁止されていないので、外で10kmほどのランニングを始めましたが折しもこちらではアジア系へのヘイトクライムが急増しており、また大気中のウィルスから感染するリスクもあるだろうと考えたことから、ランニングもすぐに止めてしまいました。

とはいっても、(英語でも同じようにThat being said, と言いますね。)スポーツマンの端くれとしては体を動かないとストレスが溜まってしまいます。そうでなくても家にずっとこもっていると気が塞いでくるのにこの状態では余計に陰鬱な気持ちになります。

そこで出会ったのがローラー台とZwiftでした。幸い5年ほど前に友人から買ったロードバイク(Cannodale CAAD8 Tiagra)が部屋の肥やしになっていました。せっかく日本から遠路はるばる引っ越し屋にも頼まず自力で持ってきたにもかかわらず、アメリカ帰国その日から雪が降り始め、一旦雪が降るとなかなか溶けないことから乗る機会を失っていたのです。弱虫ペダルでローラー台という存在は知っており、詳しく調べたところなにやら3本ローラー式、ダイレクトドライブ式、、、など色々あることがわかりました。最初は安い固定ローラー式のものをamazonでオーダーしましたが、音がうるさい(今はいいけど日本に帰ったときに困る)、負荷の調整がとてもアナログ(地形に合わせて負荷を自動的に変えることができない)、タイヤがすり減る、などいろいろな点が気になり、キャンセルの上結局Tacx NEO 2Tというダイレクトドライブ式のものを購入しました。

ええ、一番いいやつで散財です😂

さて、そこからは暗中模索でした。私が買ったものはスプロケがついていなかったのでスプロケを別にオーダーしないといけませんでしたし、そもそもロードは部屋の肥やしにしていたのでスプロケ何丁、等考えもしたことがありませんでした。色々調べ、買ったものが以下です。

①スプロケ

CAAD8 Tiagraにもともとついているスプロケと同じ型番のもの。リアホイールのものを取り外しても良かったが、自走したいときに付け外しが面倒そうだったので結局別途購入。12-28Tというのは万能なのか平地よりなのか登りよりなのか基本的なことすらわかっていません。

②スプロケ取り外し、取り付けに必要な工具

取り外しはネットで予行練習したものの結局自分では出来ず自転車店にやってもらいました。情けない…反面Tacx NEO 2Tへの取り付けは簡単です。10速スプロケの場合Tacx NEO 2T同封のスペーサーを噛ます必要があることに注意です。

③扇風機

ローラーは有酸素運動ですので、ワークアウトの後はロードの下が水たまりになります。最初は部屋の冷房でしのいでいましたが、電気代が勿体ないので後から業務用ファンを購入。これで汗の量はだいぶマシになりましたが、羽切音はかなりうるさいです。

④マット

これはなくても良いかもしれませんが、少しでも振動を抑えるため+汗が直接フローリングにかからないように購入。Tacxの純正のものもありますが高いのでパス。

⑤タブレットホルダー

友人とzoomなどで話しながらトレーニングする時、iPhoneでは画面が小さすぎなのでホルダーを追加購入。それ以外でもTacx TrainingもiPad上で起動しています。ミノウラは細かいところに手が届きますね!

少し長くなってしまったのでTacx Neo2TとZwift、PCの接続については次回にしたいと思います。



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