ある夜のウォーキング事件
僕は酒をやめて、夜にウォーキングをはじめたわけだけども。
夜に外を歩いていると、大したことは起きないのだけれど、ちょっとしたことはあったりする。それを今日はいくつか書いてみたい。
「月」が日に日に変化することがよくわかる
夜にウォーキングしていると、月がよく見える。
でも、月って、よく考えれば当たり前のことなのだけれど、毎晩見えるわけではない。というか、ここ数か月ほぼ毎晩同じような時間帯に外で月を探してみて「1か月の半分ぐらいは月って見えない」ということに気づいた。
それは小学校で習ったように、月の形が変わって新月から二日月(ふつかづき)、もしかしたら三日月ぐらいまではかなり細くてよく見つけられないってこともあるのだろうし。※参考:日立製作所の日立キッズ
もっと単純な話、月がどれだけまん丸く光っていても、曇が多い日には月が見えない。
だから、月ってとても貴重な存在であることに、夜に歩くと気づく。
月が見える日はとってもうれしくなり、綺麗に見えていたりするとパシャリと写真を撮ったり、ウォーキング後にしばらく眺めていたりする。
夜歩くと月が愛おしくなり、月が好きになる。これは自分でも予想もしなかった変化だった。Instagramにあげたくなる、かわいいやつだ。
今日の月は「でかコワ月」だった。なんか、やたらでっかく、近く見える月ありますよね。あれ神秘的で大好きなんだけど、ちょっとこわさもあって。素敵だ。
ある日のヤンキーとヤン車
僕が10代の頃は「ろくでなしブルース」がそのまんま目の前で繰り広げられるようなヤンキー全盛期だったわけなのだけれど、今はだいぶそういう人達は見かけなくなった。
でも、また最近ちょっと増えてきているような気配もある。日本の不景気、未来の仄暗さがそうさせているのかもしれない。
先日、ヤンキーと遭遇した。
僕はでかい国道の歩道を歩いている。反対車線を赤信号に変わる寸前で通過して、ゆーっくり走っているヤン車がいた。すると運転席の窓から
「おーい、そこのメガネー」とでかい声で叫んできた。
距離はだいぶ離れているが、僕は突然のことでビクーッと身構えた。その後、後ろの席の窓が開いたと思ったら
「バーカ」
という控え目な叫び声が聞こえて、そのヤン車は走り去っていった。
久々に聞いた小学生のような悪口に、ほっこりきた。彼はきっと根が決して悪くない、優しい人だと思う。誰か知らないけれど。「バーカ」は悪口の中でも攻撃力が最も弱いものだ、きっと。
あぁ今日は疲れているからnoteは3行で済まそうと思ったら、気づけばまたこんなに書き散らかしてしまった。
明日はどんな月が見えるだろう。楽しみだ🌙
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