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狼/男たちの挽歌最終章 私が偏愛するギャング映画 その7

あらすじ

殺し屋ジェフリー(チョウ・ユンファ)は、クラブ歌手ジェニー(サリー・イップ)を銃撃戦に巻き込んで失明させてしまう。
彼女に角膜移植手術を受けさせるために最後の仕事を引き受け成功するが、裏切った依頼人ジョニーとはみ出し刑事リー(ダニー・リー)に追われることになる。

感想など

香港ノワールの代表的な監督ジョン・ウーが、スローモーションを多用したアイデアたっぷりで激しくも華麗でど派手な銃撃戦、非情な裏社会で自分なりの正義を貫き通して戦い散っていく男たちの熱い生き様、命がけの熱い友情という、自らのスタイルを確立した香港ノワールの代表作です。
チョウ・ユンファ演じる心優しき殺し屋ジェフリー、無理解な上司と戦いながら正義を貫くはみ出し刑事リーの、追う者追われる者同士が熱い友情で結ばれていくハードボイルドな展開が丁寧に描いていて面白かったです。
特に、ラストの教会での銃撃戦は、お互いの命を預け合った男たちの熱い友情とど派手で華麗なアクションが組み合わさって、心が熱くなります。

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