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自己紹介

はじめまして。大体機嫌の良いdragonflyと言います。千葉のヘッポコ公立校から早大教育学部に入学してコンサルに興味を持ち、ITコンサル→給与社保業務を経て、現在東証一部上場のIT企業で採用マネージャをしてます。

国家資格のITストラテジストと特定社労士を取得して採用活動をしてる、恐らく世界で唯一(か多くても5人はいないんじゃないか)の人間だと思います。どちらも司法試験レベルには遠く及びませんが、そこそこ難しいITと人事の資格だと思ってください。自分で言うのもアレですが、ヘッドハンターから見ると「おぉぅ」と言うような感じの経歴です。実際何処から知ったのか職場に直電や厳かなお手紙も頂戴します。

なんだよいきなり自慢話かよ、やめてくれよと思われた方すみません。。。この程度のレベルの人間の話なら少し聞いてみてもいいかも、という説得力を持たせたかったので、もう少しお付き合いください。また、現在に至るまでは決して順風満帆な社会人人生ではなく、コンサルの仕事は道半ばで挫折した感もあり、また給与社保は今後やりたいともあまり思ってません。でも採用という仕事は天職だと感じていて、今はやる気満々バリバリ実務をこなしているような毎日です。

これまで約10年の社会人経験から感じている事は、仕事とは「風が吹けば桶屋が儲かる」だなぁ、という事です。この諺は、あてにならない期待をすることの例えでよく使われますが、意外なところで何かしら繋がっているという例えでもあります。風が吹くと砂埃がたって目に入り失明する盲人が増える→盲人は琵琶法師宜しく三味線で生計を立てるから、三味線に貼る猫皮の需要が増える→猫が減るとねずみが増えて桶をかじるから、桶の需要が増えて桶屋が儲かる!という壮大なストーリーですが、これって今までの経験って何処かしらで活きて繋がってくるぞーって感じで私は捉えてます。スティーブ・ジョブズでいう所のConnecting the dotsですね。

私は元々教員志望で、ざっくり教育界にOBの多い早大教育に進学したものの、お世辞にもあまり勉強していたとは言えず、GPAは2.5位でした。でもそれなりに学校で学んだ臨床教育学ってコンサルの仕事にかなり似通っていると感じていて、色々なアプローチを通じて現場で起こっていることは何か、というファクトベースの考察をして課題解決を探っていく所は、教育もコンサルも同じような能力が求められます。また究極的な教育って私はティーチングとコーチングを上手く併用して各人の目標達成に導く事だと思うんですが、これもコンサルティングにおいて非常に重要な点です。コンサルが入って単年度黒字になるだけでは価値はなく、継続して黒字体質になる組織に変革させる仕事をするからこそ、バカ高いフィーがいただける存在なんですよね。

給与社保の仕事では、当時子供もいないし結婚もしてないし、というか交際している人もいないし、、、というような状況だったので、正しく業務をしていても年配の人相手に説得力に欠けるなぁ、という気持ちから社労士の資格取得に挑戦しました。ここでは、大学の一般教養で学んだ憲法・民法の授業が少し被る部分があって、もちろん暗記は結構しないといけない資格なんですが、その基礎的な部分の理解に大分役立ったのを覚えています。日本は法治国家だから法律で手続きが進み様々な物事が動いているんだね、という至極当たり前のことを、大学+TACの授業を受けようやく理解できた気がしたものです笑(←しかしよく合格できたな。。) つまるところ、教育学っていう凄い実業から遠そうに見える勉強でも仕事に結構繋がってるんだから、いわんや皆さんの勉強した内容は実業ともっと密接にリンクしている勉強している人の方が多いのでは、と思う訳です。これを見ていただいている方は恐らく就活に何かしら課題を感じられていると思うので、もっと自信を持ってというと変かも知れませんが、今一度大学生活を振り返ってもらうと、就活や資格取得に活きるヒントがあるんじゃないかなと感じます。

それで現在はというと、採用業務は今までに経験してきたコンサルと給与社保の実務経験、そして何より資格を持っていることで大分仕事が進めやすい点があります。まず新卒・中途問わず、候補者の方に会社の説明を行う際に、この資格を持っているか否かで説得力が変わってきます。(と思っている) 両資格はITと人事系資格の最高峰にあるので、両分野のファンダメンタルで広範な知識と得意領域における専門知識が身につきました。また単に知識を得ただけでなく、資格という客観的な証明書を手に入れたことで、候補者へ説明をする際の自信にもつながっているんですよね。自分はこれくらいの知識がある人間です、という事を客観的に表すものが資格だと思います。初見ですぐには伝えられない経験を表してくれる存在で、新卒の場合は本人以外のキーパーソン(例えば親御さん)の説得も必要な場面がありますが、会社名以上にその採用担当個人が信頼できる人物か否か、という点も何となく体現してくれるのも資格です。

転職は人生の一大イベントですので、基本的には皆さんブラック企業には関わりたくないと感じていると思います。その際に、労働保険や雇用保険に精通している社労士が採用担当の会社だから、真っ当な就労環境だろうという安心感にも繋がっている部分もあるのではと思います。(私の勤務先は実際にもそうですが) またなぜか大企業で採用やってる人ってずっと人事部で育ってきた人が結構多く、就活で色々な会社・人事部員を見ている候補者の方からすると、採用担当自身が現業をやっていたバックグラウンドがあるとウケがいいのも事実です。その際にも、ただコンサルやってましたよりかは、ITストラテジストとしてコンサルやってましたという人間のほうが、更に説得力が増していると思います。

何だお前やっぱり最終的に自慢話かよ、やめてくれよと思われた方すみません。。。それではここから本題です。こんな感じで「風が吹けば桶屋が儲かる」キャリアを歩んでいる私ではありますが、採用マネージャとして年間300回位面接をする中で「もっと早く御社の面接を受けたかった」と言われる事が多々有ります。それはなぜかと言うと、ほぼ毎回学生さんには即効性のあるFBを差し上げていて、その点を評価して貰っているからだと思います。

竹の子の様にIT企業が乱立する中で、興味を持っていただいた御礼でスタートした取り組みではありますが、内容を普遍化してより多くの就活している方に共有・還元をして役立てて貰いたい、という想いでこれから色々な内容をお伝え出来ればと思います。少しでも就活の参考になる内容となれば幸いです。どうぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m

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