介護事業を始めたい若者が読むnote

私がデイサービスに初めて勤務したのが2012年のことでした。
それから7年間で会社を起こし経営者となり、小規模デイサービスを3施設、大規模デイサービスを1施設、フランチャイジーを2施設、開業支援を4施設、アドバイザー契約を1件と順調に事業を拡大させてきました。
しかも、銀行借り入れはお付きあいほどしかしておらず、そのほとんどを自己資金でまかなっています。
つまり、利益で得たお金をつかって事業を伸ばしており、とても安定した経営を行えているのです。正直、今後お金には困ることはないと思っています。

それもこれも、私が最初のデイサービスの開業に踏み切ることができたおかげだと思っています。この決断のおかげで大きな利益を得ることでそれ以降の事業に投資することができたからです。

このnoteは若者にいち早く介護事業での企業を意識してもらうために書いたものです!!

若者よ介護事業を始めよ!!

私には持論があります。『介護職員はみんな独立して店を持つべきだ』というもです。
結婚をして子供を育てることを考えると、介護職員の給与だけでは苦しいです。子供を育てるのに必要な世帯収入は最低500万円と言われていますが、20代や30代前半の介護職員でそれを達成できるのはよほど大きな施設の管理者や法人をまとめるような要職についていなければなりません。
デイサービスの管理者で月収40万円以上もらえている人は聞いたことがありません。
ですが、経営者仲間を見回すと30代前半で開業している若者は少なくなく、かなりの確率で成功されているように見えます。

それほど儲かるものではないと言われる介護事業ですが、どんなサービスであろうとうまく運営できれば月収40万円以下になるようなものはありません。小規模デイサービスでも、自分の給料を入れれば100万円以上の収益を上げることが十分に可能です。
また、介護業界はまだまだ若い経営者というだけで、注目が集まる経営者の平均年齢が高い(当社調べ)業界です。若い柔軟な頭で考え出された介護サービスであれば十分に成功できると考えています。

開業の準備は5年前から

実は私の最初の施設に関しては、順風万番な開業ではありませんでした。予定よりもだいぶ早く開業せざるを得ない事件が起きたおかげで、人材の確保や資金繰りの面でだいぶ苦労しました。
しかし、なんとか開業することができたのは早々と開業を準備していたからです。
少なくても5年前からは開業のために資金繰りを始める必要があるでしょう。また、業界の研究を始め、勝てるためのコンセプトをしっかり作るには1年は必要になるでしょう。
それには開業時期をしっかり意識して準備を始めていかなければなりません。
いつかは開業したいや誰かにお金を借りられたら開業したいなどという中途半端な考え方では開業することは難しいでしょう。

私はお金に余裕がある方は2年後、お金に余裕がない方は5年後に必ず開業することを決めた上でこの続きを読み進めることをおすすめします。
そうすれば必ず介護ビジネスで成功することができると確信しています。


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