見出し画像

居心地の良い人。

同年代が苦手で義務教育も高校生活も、専門学校生活もとにかく嫌いだった。
社会に出てから稀に、気が合う・居心地の良さを感じる同年代に遭遇することがある。

今の、その人は男性・私と同い年。

えげつないくらいに居心地が良い。
こんな人と仕事が出来たら良いだろうなあと思うくらいに居心地が良い。

しかし、今いる業界がそうはさせない。

その、彼

時折、ナイトワークで稼ぎを作ってると書いたことがある。

その彼は、このナイトワークの世界に入ってきたスタッフ。
完全業界未経験で入って来てかれこれ1年くらい経つのかな。

ナイトワーク
水商売にせよ風俗にせよ、スタッフもキャストも出入りが激しい世界です。

私自身も、そろそろ足を洗おうという時で
また、この彼もそう長くいるつもりは無いと言う訳で

いろんな事情で急に飛んでく人もいる。
過去のスタッフ・キャスト、どんなに仲良くなっても
ある日突然飛んじゃう事があった。

それが悲しいのだけど、この業界の現実でもある。

だいぶ長ったらしく書いているけど
この、居心地の良さを感じさせる彼も、長くはないと言いながら
まだいついなくなるか分からない。
決まってても教えてこないだけかもしれない。
本当に突然飛んでしまうかもしれない。

それがすごく、悲しいな。と思った。

普通の昼職でもあると思う、居心地が良いとか、業務内容は嫌だけど
人が良いから辞めたくない、とか。

それ、ナイトワークの世界でも
同じ事があるんだよな、悲しいな。と

改めて思った夜明け前。

ありがとう、ってお礼を言えずに終わっちゃう事が多い業界だから

それが辛いのよね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?