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回復、癒し、兆し。

 すっかり秋の気配になりました。前の記事にも書きましたが秋が好きです。好きだからなのかわかりませんが、物事が動き始めるのがだいたい秋です。すべてではないけれど、秋にはじめたこと、出会ったことははわりと続くんですよね。身近な人の誕生日も秋冬がすごく多いです。だからってわけではないけれど、この日常にそろそろ区切りがつきそうな予感もあります。

 まだまだ一人での外出は怖いし(具合が悪くなりそうで早く家に帰りたくなる、つまり不安症ってことです)、外に働きに出てもいないです。これらを乗り越えるにはもっと時間がかかりそうです。でもそれは外からみた自分で、中からみた自分はかなり変わりました。自分を最低だとは思わなくなりました。何もできない人だと思い込んでどん底にいた時期もあったけど、そのどん底にいるのはもう飽きてきたし、自分を最低だと思っているのは自分しかいないことにも気づいてきました。そういう変化はまわりにははっきりとわからないと思います。話し方が変わったわけでもないしね。でも、これからの現実はなにかしら変わってくると信じています。まだその経験をしていないから「こんなふうになりました」「こんなふうになりますよ」ということは言えないんですが。

 手術することが決まってからは約2年がたって、その間たくさんの不安や恐怖と一緒にいて(戦うという感じではなくて、どうしてもそこに一緒にありました)、少し仲良くなれたのかもしれないですね。不安てこんな感じなのか、恐怖ってこんな感じなのかって。わたしは何が不安で何が怖いのか、少しずつだけどそっと見てみることができるようになったという感覚です。少しずつだけど、垣間見ることくらいはできる。本当に少しずつ、少しずつですが。

 そしてこの2年で、不安や恐怖がありながらも、新しい「好き」や「楽しい」を知ることもできました。BTSもそうだし、一緒にいてくれる夫と娘との関係、ドラマや映画をゆっくりみること、ゆっくり好きなものを食べること、夕ご飯をくたくたの状態で作らない快適さ、とか。果てしなく疲れていたんだな、と思います。そのときはぜんぜんわからなかったけど。もっともっと、楽しく生きていればよかったのに!と思いますよ。だからこれから、楽しく生きようと思います。

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 テレビ東京で放送していた、韓流プレミアの「人生最高の贈り物〜ようこそ、サムグァンハウスへ〜」今日が最終回でした。夫とすっかりハマってみていたので、今日は夕ご飯のときに娘とも一緒に観ようと思います。

 主人公の相手役のイ・ジャンウさんにキュンキュンしました♡ 韓国のドラマってあまり観たことなかったんですが、人気があるのがすごくよくわかりました。家族の物語でたくさんの登場人物がいて楽しめましたよ。出来事もどんどん起こるし、次回がいつも楽しみでした。ちなみに主人公のチン・ギジュさん、とてもかわいい! おすすめです。

 それでは、今日も読んでいただいてありがとうございます。

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