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なぜ結婚するの?という問いに、小難しく答えてしまって恥ずかしい

今日、結婚や夫婦関係に関するヒアリングを受けた。とても面白かった。

夫婦喧嘩について聞かれたときに、「夫婦喧嘩ってたとえばどんなのですか?」と聞き返してしまい、なんかやばい役に立てない!と序盤から思ったりなんだりしたのだけれども

最後は、こんな質問だった。

「仕事もしていて、自分一人でも生きていけるのに、なぜ結婚したんですか?」

かの有名なゼクシィのキャッチコピーが脳内をぴゅんと走ったが、その根拠を話したほうがいいのだなと理解して、根拠を探す。

いろんな理由がある中で、いまこの問いに答えるとしたら、2つあると思った。

1つは、人柄。
私が辛いときに、さらに辛くなる言葉をかけたり責めるような態度は取ったりはしない人だと思った。もともとの家族、友達、だれとも違う位置から物事を見てくれる人で、守ってくれるとはちょっと違う、どちらかと言うと尊重してくれるに近いのか、真ん中にいてくれているのか、ぴったりな言葉は見つからないけれど。この人だから、がなかったら、そもそも結婚はしていない。

もう1つは、相手とかじゃなくて「結婚」を主語にして考えてみる。

すると、「自由と孤独はセットだよね」と、母が口にする言葉を思い出した。

独身は独身で、すべて自分に選択の権利があって、自由で超楽しかった。独身とはいえ友達とルームシェアしてたからたった一人で過ごす時間はほとんどなかったけど、どうかこの時間が長く続け(できれば歳も取らず)と本気で思っていた。

ただ、自分と向き合おうとすると、すべてを自分で決められる不安、みたいなものは絶えずあって、

判断軸が未熟な1つしかないことが不安で、分かれ目に立つ時はいつも独りだったように思う。

自由と孤独がセットだとするならば、わたしは自由が制限されるよりも、孤独であることの方がこころもとない。

だから、結婚した。

そういえばいつの取材だったか、「人はある程度のレギュレーションがあった方が動きやすい」なんて言葉を聞いたこともあったな。

単純に言えば、結婚したことでわたしは少し、生きやすくなった。ほんで、別に自由がなくなったわけでもなかった。


話してみて、「あ、こんなふうに考えていたんだな」なんて思って、内容を反芻しては「こんな言い方できたかも」「こんな見方もあったかも」なんて脳みそをぷしぷし刺激されていた。

そして晩御飯。

夫にも、同じ質問を聞いてみた。

「なんだろうね、より楽しくなるからじゃない」



シンプル!!
いやでもそうかも!
なんかやだ、小難しく話しちゃった自分が恥ずかしい!!

ちょっといい感じのフレーズいえばまとめやすいかななんて、ライターの余計なエゴでちゃった!!(別に記事化されるものでもない)悪い癖!!


と、恥ずかしくなっているなうです。


なぜ、結婚するんだろうね。

なぜ、結婚したの?

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