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無上の喜び

朝晩は寒くなってきましたが昼はまだあったかいですね。
いい季節になりました。
実りの秋がやってきました。

先日、稲刈りをしてきました。
今年米作りを始めた友人を手伝わせてもらいました。
6月に田植えをさせてもらった田んぼでの稲刈りです。
その時の様子はこちらをご覧ください。
自然栽培の現場から

まずは刈り取った稲を干す台を作るための竹取りから。

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切り取った竹の枝を落として稲の干し台にします。

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そして稲刈り…なんですが、無肥料無農薬かつ週末作業での米作り。
どうしても野草だらけとなります。

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稲穂っぽいのはタイの品種。
その手前の野草の中にあきたこまちがいます。
稲刈りというより稲探しです(^_^;)
稲だけ刈り取るのがなかなか難しいのですが、次第に慣れてきます。

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刈り取った稲をこんな風に藁で括ります。
これが簡単なようでなかなか難しい。
それでも数をこなすと徐々にスムーズに括れるようになります。

括った稲穂を切り取った竹の台にかけるとはざ掛けの完成です。

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実は稲刈りは初体験でした。
稲を刈って括ってはざ掛けにする作業は、なんというか言葉にできない喜びが心の底から湧いてくるのを感じました。
祖父が農家だったのでその血が騒ぐのかもしれません。
…というより多くの人は先祖が百姓をしていたと思うので、誰しも感じる喜びなんじゃないかと思います。

野草だらけで全くもって非効率的な田んぼ。
だからこそ感じられる自然や生き物の営み、そして稲の力強い生命力。
なかなかこんな田んぼは無いと思いますが、色々なところで田植えや稲刈り体験はできると思います。
私達が日頃食べている米がどのようにして作られているか、その過程を経験すると多くの気付きがあります。

当たり前でない命に感謝して日々の食事をいただきたいと思います。

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