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自律整体の考え方

先日記事にも書きましたが、地域の野良ネコ相談を受けてからなんだかネコが目につくようになりました。
写真は最寄り駅にいる、いわゆる「地域ネコ」。
通勤する人からかなり愛されています。
ネコもそれぞれ生き方によって違いがありますね。


先日、出店した時のことです。
(全然告知していなくてすみません…)
マーケットのお客さんにチラシを渡して自律整体についてお伝えしていたら「noteを見ればどんなことをするのか分かるんですか?」と聞かれました。
よく考えたら日頃感じていることの記事ばかりでほとんど自律整体に関することを書いてないということに気が付きました(^_^;)
なので改めて自律整体について書きたいと思います。

自律整体は私が考えたネーミングで「自分の心身を自分で律し、自立するためのアプローチ」です。
正確に言うと整体のカテゴリーに収まりきらないのですが、分かりやすいので「整体」としています。


ここで自律整体に至るまでのストーリーを書きたいと思います。
私は急性期病院で作業療法士(以下OT)というリハビリの仕事をしています。
OTについてはこちらをご覧ください。
作業療法(OT)とは|自律整体めぐりや 

リハビリの仕事を選んだのは「病気やケガでドロップアウトしてしまった人でもまた自分らしく生きられる社会の方がおもしろいよね」という思いからでした。
リハビリの中でもOTを選んだのは、より生活に関わることで患者さんの喜びにつながるんじゃないかと考えたからです。
紆余曲折を経て無事になり、急性期病院に就職して13年経った今でも同じ病院で働いています。

5年くらいはガムシャラでしたね。
しょっちゅう患者さんを転ばせる夢を見てはうなされていました(苦笑)。
そうこうしている内になんとなく気になることが出てきました。


入院された方と一所懸命リハに取り組んでなんとか家に帰ることができてもまた戻ってきてしまう方が多い。
身体がある意味相当壊れて入院するわけですから再発のリスクも当然高いわけです。
その中で「病気・ケガをする手前の軽い段階で治せたらもっと簡単なのに…」という思いが強くなっていきました。

また、軽症だけれども困っている方の受け皿がないことにも疑問を持つようになりました。
例えば仕事で腰を痛めた方がいるとします。
整形外科に行くと「骨に異常ないから湿布出しとくね」とか低周波を当てて終わり、なんてことがゴマンとあるわけです。
おかしいなぁと思いつつごまかしごまかし生活しているうちに少しずつ症状が進行して…。
ある時医者に「だいぶずれてきたから手術しようか」…なんて笑えない話がとても多いように感じます。
そういう方を多く見てきました。

かといって整体やマッサージに行ってもその場限りでまた戻ってしまいます。
対症療法でしかありません。


そんなことを感じてモヤモヤする中、「自分で自分を治す」というワークショップをされている方に出合い、そこから色んなことが展開していきました。
それは「セルフケア」という言葉の枠を遥かに超えたアプローチでした。
セルフケアと聞くと「専門家の治療がメインとしてあってその補助的なもの」というイメージがあるんじゃないかと思います。
そうではない。

自分でしか自分は治せない

という本質的なメッセージが込められていたのです。
私もそれを伝えたくてリハの仕事とは別に自律整体というものを立ち上げて活動を始めたというわけです。

世の中にはゴッドハンドと呼ばれる人がいて、そういう方はたちどころに症状を取ってくれます。
でもそれはあくまで対症療法であって根本的に治ってはいないんですよね。
あくまで「本質的に治す」のは自分自身しかいないのだと思います。


ではなぜnoteなどでその内容や方法論を書かないのか…というと「体感を伴わない知識はほとんど役に立たないから」です。
文字情報だけだと「へ〜」で終わってしまいます。
それではほとんど何も残らない。

相手の肚に落とし込む伝え方も含めて「自律整体」です。
身体だけでなく心も含めて不調のある方、身近に苦しんでいる人がいるという方、これから病にならない方法を知りたいという方、もっと軽く動けるようになりたい方、ぜひ受けに来てください。

今のところ月一回の路地裏ガレージマーケット(さいたま市)出店のみですが、少しずつ活動を増やしていこうと思います。
路地裏ガレージマーケット


お問い合わせはここでのコメントかfacebookページからお願いします。
自律整体めぐりや facebookページ


死ぬまでやりたいことをやれる心身、手に入れましょう。

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