いじめられてたときの話する1
いきなり、重い話ですみません。
というのも、夏休み明けって自ら命を絶ってしまう学生さんとかがいるとかよく聞くので、すごくそういう話を聞くたびに自分が今、生きてることを…なんか…なんで、生きてこれたのか、現在、私と同じような体験をしてる人たちに語るのが大事かなって思って…
まあ、こんな場末の私の日記にかくわけですが聞いてください。
私は子供の頃から…あんまり表情がなく会話も短い単語くらいしかできなくて回りと溶け込むことはなかった。
低学年のころはそれでもよかったんだけど、小学校高学年になったころ「感情のないロボット」と言われた。それから、私は表情をつくる練習を鏡の前でして学校で演じてました。
それでも、なぜか…なんか浮いてたんでしょう。クラスのボスみたいな女子に、目をつけられていつも陰口を叩かれてました。
1番ひどかったいじめは小学校五年生の頃、クラスの男子にもいじめられるようになって理由もなんか「しゃべらない」とか「暗い」でした。
私としては明るく振る舞ってたのにどうやら、ダメだったみたいです。
で、階段から突き落とされそうになったり、片親の母に買ってもらった少し高い通学用のカバンを切られたり、机に傷をつけられたり、移動するとき体をぶつけられたり…語ると長いいじめを毎日、受けました。
しょうじき、その時、どうやって何を考えて生きてたのか記憶がありません。
それから、家にある包丁を見ながらこれで手首を切ったら…とか、学校に包丁を持っていって大暴れしてやりたいという思考に陥りました。
今考えるとやばいし、なにより、人をいじめるようなクズを痛め付けて少年院送りのうえに、片親のさである母親にも迷惑をかけ、人生を無駄にする…そんなの馬鹿げてるとわかるのですがその時は考え方がおかしくなってました。
ある日のこと、階段を下りてたら私の悪口を大声で言ってた女子が前にいたのですが、私はその女子にそっと、近づいて階段から落とそうと手を伸ばしてしまいました。でも、そこで我にかえって自分がしようとしたことがとんでもないことだと思って母に相談しました。
「同級生を殺しそうになりました」と。
母が青ざめた顔をしたのはよく覚えてる。
その日から私の不登校生活が始まりました。小学校五年生でした。