ここに人生を好転させるヒントがあるとしたら?

心理学者のリチャード・ワイズマンが、店の入り口にわざと5ドル札を落とし、運と偶然のチャンスの関係を調べる実験をした。事前の調査で、「自分は運がいいと思う」と答えた人は、5ドル札の存在に気づき、店に入るなり実業家と話しが弾んだ。一方、「自分が運が悪い」と答えた人は、5ドル札に気づけず、店に入っても誰とも話さなかったという。

これは、目の前で起きている出来事そのものが、ラッキーかアンラッキーかを決めているのではなく、結果はその出来事に対してどういう意味付けをするかによって変化することだと理解できます。

つまり「将来に対する期待」が、目標達成できるかどうかのカギになるということです。

コーチングをしているとクライアントの経験を通して改めて考えてみたい、振り返りたいという相談が持ち掛けられます。当たり前ですが、前向きにとらえることで行動力が高まりますし、チャンスにも恵まれると思います。「必ずなにか学べることがある」と信じて人に会ったり、「ハッピーエンドの布石だ」「ここに人生を好転させるヒントがある」と考えて振り返ると、普段と違う新しい視点が手にはいるかも知れません。

参照:図解モチベーション大百科


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