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クライアントの創造性を育む②

創造力を高めるには、創造性を高める為の思考や脳の使い方を意識することが大切です。コーチングセッションの中で、クライアントの創造性を育む上でのポイントについて、2回に分けて紹介しています。今回は2回目です。

前回ご紹介したポイントはこちら

⑤雑談をする

発想が必要なときは、まったく関係のない話題でも構わないので最近あったコトを雑談を通してなるべく具体的に思い出していただきます。そのとき、どのように感じたか、情景まで思い浮かべることをしてもらいます。具体的に過去を振り返ってあと、未来をどうしたいか、どうなっているかなどを思いのまま、お話いただきます。大事なのは、良い話や格好よいこと話しようとするのではなく、脳の中で鮮明に思い描き、感情的な要素などもふまえて脳に情報処理させることです。雑談という安心安全なセットアップで、過去(具体化)、未来(抽象)の行き来により創造する思考を育みます。

⑥自分の感情や感覚に向き合う

意識を外側ではなく自分の内側の情報に目を向けることは重要です。人は思考と感情でものごとを判断しますが、感情は一定に定まりません。このような「ゆらぎ」のある感覚が個性であり創造の第一歩になります。普段から自身の感情を意識して向き合い対話することが創造力の一助になります。

⑦言語バイアスを解く

ものごとへの言語による意味づけは、時として情報を大きく限定します。そこで、直接的な言語のタグをあえて使わないで表現してみることも重要です。創造性に、もっとも直接影響を与えるとのは大脳の領域のひとつである角回の働きであると言われています。メタファーの活用は、この角回を活性化します。ボクは何だと思いますか?

小さくなっていくボクは、
大きくなっていく君を見届けられないけど
ボクは生きているうちは
君の失敗も間違いもすべて消してあげる。
だからさ、最後の最後まで一緒にいさせてよ
https://poet-uta.com/monokotozukan/

⑧取り組み宣言をする

日々の記憶をアクティブにするために、視点をかえる取り組みについて考えて頂きます。創造性は、日々の思考の繰り返しの中で育まれていきます。日々の生活で創造的な取り組みを宣言して、気づきやアイデアをコーチにお話しください。クライアントの創造性を信じて、挑戦を支えていきたいと思います。明日から取り組めそうなことありましたか?

最後までお読みくださりありがとうございました!



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