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#66 1年前の自分から

僕は、寝る直前にスマホに日記を書いています。

昔学校で連絡帳とか日誌とかそんなのを数ヵ月後に読み返すのが好きで、そういうことをしたくてできるだけ忘れないように日記を書いています。

ちょうど1年前。
まだ僕が正社員として働いていた頃の日記を読み返していました。
今見返すとこの時点で明らかに壊れかけの状態なんですよね。

「休みの日に体が動かなくて何も出来なかった」
「朝起きたら体が動かなくて涙が出て、会社を休んだ」
「死にたくてしょうがない気分だった」

こんなことが書かれてるんですよ。
明らかにまともじゃねぇなと今なら思えます。
でも当時は、もう少し頑張らないととかそんな言葉ばっかりが続けて書かれていました。


1年前の僕の方が、きっと体力も我慢強さも多少あったと思いますが、今の僕とは経験値が違います。

今の僕だったら間違いなく多少難しくても休みますね。
そして「もう少し頑張らないと」ではなくて「よく頑張った」と言い聞かせると思います。


1年後の彼は、その後休職してバチくそ病み期を経験してうつ病になり、死の淵にも似た所まで落ちることになります。

そして、うつ病を抱えながら生まれたのが今の俺ってわけです。はい。


1年前の僕と、今の僕は同じ個体でも違う生き物だと思うようにしています。

無理という言葉に敏感で、やばいという感覚にいち早く反応し、鬱に対する対応力がちょっと高い。

そして、正社員からフリーター。うつ病持ちという実績解放まで行ってるわけです。

別に1年前の僕が悪いとかそういうことは思っていません。
社会を知らなかったこと、うつ病というものに対しての知識がなかったこと、意識が高かったこと。
責める要素はないと思っています。
当時は当時で頑張ってたと思いますしね。


なら新しくなった僕が、旧僕(?)を肯定してあげられる...言い過ぎかな。少しでもマシに思わせられる生き方をしたいなと思います。


今回は、この辺で。失礼します。

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