見出し画像

無視・外しの後遺症(視線が怖い)

こんにちは、デイジーです。訪問ありがとうございます。今日は、私が無視・外しのパワハラ被害に合って精神的にダメージを受けたとき、先輩の言葉をきっかけに気持ちを整えるために試した行動の中から、「周りの視線が怖い」をどのように克服したかについてお伝えしたいと思います。


自己肯定感はない・・・

私はもともと多趣味で、スポーツ、旅行、友人たちとの食べ歩きが大好き。休日家にいることはほとんどありませんでした。

しかし、自分が無視やパワハラの被害に遭って以降、どこに行っても、何をやっても全く楽しくなく、簡単な運動すらする気になれず、毎日PCの前に座り、長時間YouTubeで自分と同じ悩みを持つ相談を探しては、解決方法をの動画を見る日々を過ごしていました。休日の外出もほとんどせず、運動不足とストレスで過食になり、そんな自分をダメな人間だと責め続けました。自分でも自己肯定感がどんどん低くなっていくのを感じました。

自己肯定感が低くなると、周りの同僚たちがキラキラ見えます。職場で同僚たちが生き生きと仕事をする姿と自分を比較し、今の自分は上司に仕事を与えられず、専門職のキャリアのとかけ離れた仕事をさせられ、経験を積めないままでした。時に仕事のない自分が、周りに責められているような気分になり、会社に行くのもつらかったです。コロナ以降浸透した社内でのオンラインコミュニティも、話題が盛り上がるたびについていけない自分に疎外感を感じたりもしていました。

検索する情報に注意

YouTubeには有用な情報がたくさんありました。世の中には本当にたくさんの人が、有用な情報を出しているのだと知り、救われたり、感心したり。おかげで気づいたら5時間近くPCの前にいたということが続く日々でした。

しかし、後になって考えてみると、その時「有用な情報」と思っていた情報が本当に自分に有用な情報だったかは定かではありません。少なくともそれらの情報は私の気持ちに寄り添ってくれ、安心感を与えてくれました。しかし、自分の気持ちに寄り添ってくれる情報だけを探すという検索は、被害者意識を増長させ、被害者意識をそのまま持ち続けて動けない自分を肯定してくれる情報ばかりだったような気がします。つまり、被害者意識から離れてもいいのでは?と思える情報に出会うことができませんでした。

視線が怖くても会社に行った

自身の被害者意識を薄めたいと考えるようになってから、YouTubeの検索を少し変えてみました。具体的には、まず自分がどのように行動したいかを念頭におき、その行動をイメージしたとき、気になることを検索するようにしたのです。

例えば、自己肯定感の低い状態でも会社に行く、という行動をとろうとした場合、イメージできる障害は「同僚の視線が怖い」ことが挙げられます。そんな時は「周りの視線を気にしない方法」を検索し、そのやり方を実際に職場で使ってみるというものです。

最初は、もちろん全然うまくいきません。もともと自己肯定感が下がっている上、周りの視線が怖すぎて、仕事をしていても落ち着かず、すぐに席を立ちたい衝動に襲われました。

YouTubeの検索を変えた結果、心療内科の多くの医師が「他人はあなたのことなんてほとんど気にしていない」と言っていることを知り、周りを気にする必要はないのだと自分に毎回言い聞かせ続けました。

フリーアドレスの職場のため、職場で1日中誰とも話をしない日があっても誰も気にしていない、知らない相手なら挨拶をしなくても、会話をしなくても誰も気にしていない。時々、先輩に会って話をすれば十分、と思えるようになりました。話ができる相手がいると本当に心強いものですが、毎日できることは期待する必要はない、と言い聞かせながら日々を送りました。

気づいたら視線をあまり気にしなくなっていた

最初は周りを意識しすぎて、なんで視線が怖いのだろうと、毎日反省する日々でした。しかし、自分が何も悪いことをしていないにもかかわらず、上司が無視してきたからと、周りの目を気にして自分を卑下する必要は全くないのだと、毎回心の中で言い聞かせてきました。

そして、数か月が経ち、前ほど周りの視線を自分は気にしていないなぁ、と感じることが増えました。少しづつ落ち着きを取り戻せるようになりました。

周りをあまり気にしなくなると、少し仕事にやる気が戻ってきたような気がしました。自分でも驚きましたが、前より仕事に対する意欲が沸いてきて、今まで躊躇してコンタクトを取ってこなかった中立的立場の同僚たちと、情報交換が少しずつできるようになってきました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ここまで読んでくださってありがとうございます。次回も無視・外しのパワハラ被害者意識を薄める方法をお伝えできたらと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?