「 想う」。

誰かを“想う”ことの意味。
__その答えは、この映画にある。





その映画は「おどろおどろしい妖怪たちの織りなす摩訶不思議の物語」だ。けれど、それ以上に、「紡がれた“愛”の軌跡を描いた物語」だと思った。




その映画を観て思ったのは、ただひたすらに“愛”の物語だということだ。

登場人物たちの間で交わされた言葉数は決して多くはなかったが、
だからこそ、それぞれが相手を想う気持ちの重さがリアルに伝わってきて、
すごく胸が熱くなった。


“誰かを想うのは素敵な感情だなってまた少し思えたの”
        (漫画「センシティブ・ボーイ」から)

という風に、誰かを想う感情って本当に美しい、と。素敵だな、と。
それを強く感じた。


「誰かを想う、愛することはとても素敵なことなんだ」というのを
実感する、あるいは、「 “人を想う”とはどういうことか」。
それを学べる映画だと思う。

人生をもっとドラマチックにしてくれる、そんな作品だとも思った。




_人の想い、「愛」というのは目には見えない。
だけど、だからこそ、深く、重みがあって、尊いものになりえる。
それを体感できるのが、この作品だと思う。


この作品のアニメシリーズ第5期のエンディングにこんなフレーズがある。

“でも形のないものは確かにあって それを壊さぬよう 失くさないよう
君と持って歩けたらいい” ( スターフルーツ / メレンゲ )



目には見えないけれど、大切なもの、失くしてはいけないものって、
自分たちの周りにあふれているんだと思う。

それを気づかせてくれる映画だと思った。







_ 見えないけれど、日常のなかに潜んでいる大切なものたち。

それらに気づき、それらを抱きしめて生きていくことで、
僕らはまたひとつ、「愛」を知る。


#映画にまつわる思い出
#ゲゲゲの謎


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