![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/93884534/rectangle_large_type_2_7b101c07c53bb27d512266efd2a83806.png?width=800)
Could you buy my despair?
不意にこの世に絶望をして、どうにかして消えたいと思ってしまって、でも死ぬのは怖くて、さらに絶望して。
負のループも甚だしいと自分でも思う。
ただ日々、体液で満たされる身体に、自分が満たされるような出来事を注ぎ込んで、欺瞞“幸福”体質に仕立て上げているだけ。
最大多数の幸福からあぶれた悲しいマイノリティ群の一部である事実を認識していながらも、もがきながら日々を生きることに慣れてしまった。
抵抗も虚しく、澄んだ夜空に消えていくのみ。
こんな夜は山口百恵のプレイバック part2を聴きながら、国道にバイクを走らす。
ホンダのCBR250RR。中古で買った割には長持ちしてくれる自分のたった一人の家族。きっと事故で死ぬ時はこいつに見捨てられた時だと思う。
疾走感と逆風に打たれ、国道を走る時のみ生きていて良かったと思う。
これがまさに”幸せ“だろう。
満たされることとはまた異なる、身体と心が真に重なったようなこの感覚。
このまま空まで飛べるような気までする。
.
.
.
こんなことを言ったってまた消えたくなるんだろう?
全く、勝手にしやがれ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?