とあるブースターの視点からの横浜ビー・コルセアーズ航海記(2016-2023):はじめに
*2023.05.17、参考文献に「B-COR MAGAZINE|ビーコルマガジン」を追加。
きっかけ
みなさまこんにちわ。一介のビーコル(横浜ビー・コルセアーズの略称)ブースターのタカハシDです。
ビーコル、Bリーグ時代になってから初のCS進出!とっても嬉しい!!
去る2023.04.19、平塚でビーコルがCS出場を決めた際に青木勇人HCがこう言ってくれました。
私がビーコルを応援し始めたのはBリーグ初年度の2016-17シーズンの終盤からでして、bjリーグ時代から応援されているベテラン・ブースターの方に比べればまだまだ浅い歴史しか知りませんが、Bリーグ時代では初のCS出場を決めたこのシーズンを節目として、また勇人HCのメッセージに触発されて、私が体験してきたビーコルの波乱の航海を伝えていきたい気持ちになりました。
先日Bリーグ時代の歴史を簡単にまとめてみましたが、語り切れないストーリーばかり…
もう一つ、この航海記を書こうと思ったきっかけが先日参加したバスツアーです。
ツアー後の懇親会で何人かのブースターの方とお話できたのですが、皆さんここ数ヶ月でブースターになられた方でした。やはり河村勇輝の誘引力はものすごいものがあると感心したと同時に、ブースターが言うのもこそばゆいですが「勇輝を筆頭に若手のホープが台頭する勢いのあるチーム」を目にして皆さんググいっと心を鷲掴みにされたように感じました。
その方々に、今シーズンに至るまでのビーコルの苦難の歴史を短い時間でちょろりとお伝えしたところ、今とはまったく違う姿に驚かれていたようでした。
「"あの"ビーコルがCSに出場する」。過去数シーズンは想像すらもできない状態であったこと。そんなチームをなんとか立て直そうと、これまで海賊船に乗船してくれたプレイヤーや運営の方々が奮闘してくれたこと。それを今、これまででは考えられない程多くの新しくブースターになってくれた方々へお伝えすることで、新たな「ビーコルの歴史」がさらにわずかながら豊かなものになってくれるかもしれない。そう思ってこのシリーズを書こうと思いました。
次回以降、私が観戦を始めたBリーグ初年度2016-17シーズンから1シーズンごとに、「あるブースターの視点から」ビーコルの歴史を綴ってみます。ある視点からのものなので、プレイヤーの紹介の分量もでこぼこしたものになってしまいますがご了承ください。
参考文献
ビーコルの歴史がよくわかる資料として下記を紹介します。Bリーグ7年目の今と当時では大きく違うところもありますが、過去の軌跡なくして今の航海はありません。
「海賊をプロデュース―横浜ビー・コルセアーズにみるスポーツクラブのマネジメント」
木村 剛 (著), ミムラ ユウスケ (著) 産業能率大学出版部 2018年
Bリーグ2シーズン目に出版。bjリーグ時代に経営破綻寸前までいったビーコルをどうやってB1リーグ参入まで持っていったか。その戦略と奮闘が綴られています。
「借金3億円から巻き返した「海賊」。Bリーグ横浜の“正しくない進化”。」 Number WEB 2017年
こちらもミムラユウスケさんが著者で、Bリーグ初年度終了後に発表された記事。タイトルが秀逸です。この記事でミムラさんはこう仰っていました。「10年後に笑っているのはビーコルかも知れない」と。
「B-CORSAIRS 10thANNIVERSARYーTHE PAST, THE PRESENT, THE FUTUREー」
横浜ビー・コルセアーズ 2022年
ビーコルのクラブ創設10周年を記念したメモリアルフォトブック。歴史が詰まってます!
「Vol.21 JYUーKEN Presents 健者の砦with鬼ヶ島 和田貴志」
長らくビーコルのパートナーをしていただいている株式会社JYU-KENの代表取締役 小泉秀昭さんとお笑いトリオ鬼ヶ島の和田貴志さんがBリーグ初年度からこれまでを裏話とともに振り返る回。
「チアリーダーズ ライフ 自分が元気になる! 人を元気にする!」
植村綾子 (著) 双葉社 2018年
B-ROSEプロデューサー兼ディレクターの植村綾子さんが送るチアリーダーの内情とチアスピリッツ。チアリーダーの世界がメインですがB-ROSEも実例として登場します。
「月刊バスケットボール 2023年5月号 ビーコル新時代」
後世の記念に。。
「B-COR MAGAZINE|ビーコルマガジン」
2017.08.19~2021.09.17の間で刊行されたビーコルのオフィシャル・ニュース・マガジン。Bリーグ初年度最終盤から7年目の初めまでのビーコルの歩みを素敵な写真と記事で追体験できます。
では波乱に満ちた海賊船の航海へいざ出航!
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