【立ち退き料の検討をお願いしてみた】引っ越しも費用がかかりますから【第3話】
第2話で、質問の回答が早かったのでサクサク進むことを期待!
そこで、立ち退き料の交渉を始めるべく、メールを一発投げてみました。
交渉をスムーズに進めるために、いくつかの要素を散りばめています。
①大家(家主、オーナー)との直接交渉の可否確認
管理会社の知らないところで、いきなり大家さんとやり取りするのは社会人としてマナーに欠ける行為かと思いました。
管理会社が間に入ってくれるものと思っていますが、もしかしたら面倒に感じて「直接やり取りしてくれ」ということも有り得るため、念のための確認です。
②希望回答期限の設定
一方的ではありますが、「◯月◯日を目安に」、「◯月◯日頃までに」など、こちらが回答を希望する日は伝えておくのが望ましいです。
ビジネスでも、何をいつまでに、というのは当然のやり取りですからね。
「◯月◯日までに」ではなく「◯月◯日を目安に」と記載したのは、断定的な日程の伝え方だと、一方的かつ強引な印象をできるだけ与えないように、という意図を持たせているためです。
交渉事なので、変に感情的にならないようにするのも大切なこと。
「◯月◯日頃でいいんだよね」と相手に余裕を持たせて、気持ちよく動いてもらいましょう。
ここまでは管理会社向けのポイント。
大家向けの文章は・・・実は、ChatGPTを使って下書きを書いてもらいました。
構成はいい感じだったので採用し、細かい部分を加筆・修正しました。
今回の気づき:ChatGPTは、やっぱり役に立つ
引き続き、交渉のためのポイントを2つ。
③立ち退き料を希望する背景を伝える
「大家の立場も分かります、でもこちらは不安や(主に金銭的な)損失もある。」と、事実を伝えました。
また、「少しでも早く対処したい」と早期の退去をふんわりと伝えました。
大家が想定する最悪のケースは、「契約満了日を過ぎても立ち退きに応じない」のはずです。
なので、「立ち退く意思はあるよ」というのを見せて、大家には安心感を持って立ち退き料について検討してもらおうと考えました。
ここまで伝えて、立ち退き料の検討をお願いしました。
④立ち退き料の算定を大家側に委ねてみた
こちらから、「立ち退き料として◯◯円でどうでしょう?」と提示するのはこのタイミングではないと思っていたので、「これくらいなら、という金額を考えてみて」というのをソフトに伝えてみました。
と、こんな感じで丁寧に、かつ静かに交渉をスタートさせました。
もちろん、ここからすんなり話が進む・・・なんてことはなかったのですが、それはまた次回以降!
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