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立ち退きを要請されて引っ越しました。 最初は1円も払う気ない、という大家の意向でしたが…

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立ち退きを要請されて引っ越しました。 最初は1円も払う気ない、という大家の意向でしたが引っ越し費用&転居先初期費用、出してもらうことに成功しました。 そんな話を書いていきます。

最近の記事

【理論武装その1】時系列で情報を整理しよう! ※実例を掲載【第8話】

はい、脱兎です! 交渉を進めるにあたり、過去の訴訟経験から、 「弁護士さんに依頼する前に自力でもう少し交渉を進めよう」 という方針にすることを書きました。 そこで、理論武装の第一歩として、法律事務所を活用します。 対面やオンラインで、無料相談を受け付けている法律事務所も少なくないので、立ち退きに特化した法律事務所を探して相談しましょう。 例えば「立ち退き料に特化した法律事務所」という検索ワードで検索してみても、たくさんの法律事務所が出てきますね。 弁護士さんに依頼する

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    • 【交渉から訴訟へ!?】理論武装の準備スタート【第7話】

      大都会から地方都市へ移住した脱兎です。 立ち退いてくれ、という話が出てから管理会社を通して大家さんに再三、「立退料が無いとツラいよ」と交渉してきましたが、「立退料を払うつもりは無いよ」という回答が返ってくるだけでした。 ということで、訴訟が確実とはいえ、訴訟は本当に大変なのですよ。 以前、賃金未払の訴訟を経験した身として、時間と労力、それに遅々として進まない物事に耐え続ける精神力が無いと本当に疲れます。 あと、ほとんどの法律(弁護士)事務所では、訴訟の結果に関わらず、着

      • 【誠意と丁寧さの交渉はここまでかっ!?】大家さんの意向は分かったよ【第6話】

        前回の詳細はこちら、を読んでいただきたいのですが、簡潔に言うと、以下の2点を伝えました。 なので、立ち退き料のこと、改めて大家さんに伝えて検討してほしいです、というのが前回の趣旨でした。 そこから・・・ 10日ほど、返事なし! いつまでに返答が欲しい、というのを前回は伝えていなかったので、こうなる予想はしていましたけどね~。 ということで、催促メールを送信。 このメールを送ったのが5/7の夕方だったので、3日後に返事を、というちょっと短めの期日指定ですが、10日ほ

        • 【管理会社さんなら知ってるよね?】って言ってみた【第5話】

          立ち退き料を払う気は無い、という大家さんの姿勢が分かった前回。 私達、借りる側が色々なことを知らないと不利益を被るように、貸す側もこういうことは知っておかないといけないんですよ、ということをやんわりと伝えようと思います。 そこで、「管理会社さんなら知ってるよね?」と管理会社さんにジャブを打つことにします。 この「知ってるよね?」には実は、2つの意図が込められています。 ①居住者には「居住権」というのがあって、大家さんの都合で簡単に退去はさせられないんですよ~ ②何も知

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          【大家「立ち退き料は払う気ない」】立ち退き料の請求バトル勃発!?【第4話】

          第3話で、「立ち退き料の検討、よろしく」という感じのメッセージを管理会社に送信しました。 翌日、管理会社からすぐに返信。 迅速な動きに感謝! 希望日までに回答します、という返事で、ここまでは順調。 桜の季節も過ぎたこの時期、次に届く返事はどんな内容でしょうね。 そして、希望日に届いた返事はというと・・・以下。 読んだ瞬間の感想はというと・・・ 「知らんがな & 知らないんだ」 と言ったところでしょうか。 取り壊しの理由は、一言で表すなら「採算が合わないから」とい

          【大家「立ち退き料は払う気ない」】立ち退き料の請求バトル勃発!?【第4話】

          【立ち退き料の検討をお願いしてみた】引っ越しも費用がかかりますから【第3話】

          第2話で、質問の回答が早かったのでサクサク進むことを期待! そこで、立ち退き料の交渉を始めるべく、メールを一発投げてみました。 交渉をスムーズに進めるために、いくつかの要素を散りばめています。 ①大家(家主、オーナー)との直接交渉の可否確認 管理会社の知らないところで、いきなり大家さんとやり取りするのは社会人としてマナーに欠ける行為かと思いました。 管理会社が間に入ってくれるものと思っていますが、もしかしたら面倒に感じて「直接やり取りしてくれ」ということも有り得るため

          【立ち退き料の検討をお願いしてみた】引っ越しも費用がかかりますから【第3話】

          【退去通知からの更新は?】更新できるの?できないの?【第2話】

          第1話では、届いた通知書を紹介しました。 そこから、3ヶ月ほど放置し通知書を何度も読み返したりしている中で出てきた疑問があります。 「更新したい場合に更新できるのか?」 通知が届いたのが、2022年12月。 退去して欲しいという要望=期間満了、が、2024年8月末日。 賃貸契約上、確実に住めるのが、2024年3月7日まで。 更新する場合の申し出が1ヶ月前までに必要なので、2024年2月7日までに更新する旨、伝える必要があります。 図にするとこう。 そもそも更新は可能

          【退去通知からの更新は?】更新できるの?できないの?【第2話】

          【賃貸トラブル】退去通知の内容はコレ【第1話】

          こんにちは。 立ち退き料交渉に成功した脱兎です。 令和4年、西暦なら2022年。 12月未明にポストに投函されていた書類を見てみると、「通知書」という文字。 「ん? 何か悪いことした?」、「家賃、払い損ねたとかあった?」とか思いながら読み進めてみると・・・ 「建物が古くなったので、取り壊すから退去して」ってことですね。 よかった、何か悪いことしてたのがバレたのかとw いや、悪いことはしていませんけどね。 退去しないといけないのは、約20ヶ月先。 慌ててどうこうする段階

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          「マンション取り壊すから立ち退きよろしく」→「えっ!?」

          と、いきなり「住んでいるところを出ていかないといけない?」となりました。 ペンネーム「脱兎」です。 2022年の冬にそんな通知が届いて、なんだかんだで2023年の秋に引っ越し完了。 今は都会を離れて、海も山も近い地方都市で暮らしています。 最初は、「立ち退き料を払うなんて考えてません」という意向だった大家さんでしたが、長いやり取りの末、引越し費用や転居先の初期費用などを払ってもらうことができました。 何もせずに言われるがまま引っ越ししていたら、どれだけの手痛い出費になっ

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