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生成AIで記事を書いてブログ運営するのはやはり難しいと感じる【実験 #09】

前回の記事はこちら。

生成AIで作成した記事を80記事ほど投稿してみたが、やはり人力で作成した記事より順位の下落が早いように感じる。

実際、サーチコンソールで「表示回数」を見ると、横ばいどころか少し下がり始めている。

生成AIだけでブログ運営をするのは、厳しい。これ以上生成AI作の記事を追加しても、伸びなさそう。


なぜ、生成AI作の記事は順位の下落が早いのか

生成AIでつくった記事でも、インデックスされるし、順位もつく。しかも、悪くない順位がついた。

それなのに、数週間、いや早ければ1週間程度でドスンと順位を落とす記事がある。—— なぜ?

記事や検索ワードをエンベディングによってベクトル化して、ベクトル間の距離から関連度を計算することでとりあえず順位を付けているからでは?

言い換えると、検索意図に対して筋のよいタイトルと見出し、そして本文なら、とりあえず好順位がつくのではないか —— ということ。

でも、そのあと実際に読者が流入してきて、記事内での行動がよろしくなければ、容赦なく順位を落とされる。

よろしくない行動とは、たとえばこんな行動だ。

  • 検索結果に戻る

  • 滞在時間が極端に短い

  • 回遊されない

ようするに、自分が検索したときに、訪れたサイトで「つまらない」と感じたときに取る行動である。

Googleが、Chromeのユーザー行動のデータを利用していることは、漏洩した社内文書から明らかになっている。

「goodClicks」「badClicks」「lastLongestClicks」などのさまざまなクリックデータも収集されていることが分かっている。

生成AI作の記事は、人間の熟読に耐えづらい。

Googleが活用している上述のデータ的には、順位を落としたくなる成績になってしまっているのだろう。

生成AI作の記事は、どのように使うのがよいのか

生成AIで記事を作成する魅力は、なんと言っても《効率のよさ》だろう。個人的には、人力で作成する場合より5倍程度の出力ができる。

それでインデックスされて順位もつくのだから、そこまでは生成AI作の記事でよいように感じる。

問題は、そのあとだろう。すぐに順位が落ちるのだから、好順位を付けた記事はしっかりリライトしておいたほうがよいように思う。

とにかく生成AIでバンバン記事をつくっていき、10位以内にランクインした記事が出てきたら即リライトする —— といった運用がよいのではないか。

それにしても、まだ生成AIだけで読者に熟読してもらえるような記事をつくるのは難しい。プロンプトに精通していて、時間さえかければ、つくれるのだろうか?

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