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すすきのを歩きたい〜素敵な日本酒とネコとウィスキー

わが故郷札幌。そして札幌はすすきのは私のホームタウン。徒歩15分の愛すべき繁華街。わたしはお酒が大好きで、すすきのもお酒が大好きな街。酒やら羊やら欲望に塗れた治安の悪い雰囲気も含めて、わたしはすすきのを愛していて。

愛してやまないすすきのの、わたしの理想の一晩をちょっと書いてみたいなと思います。

北海料理古艪帆来~コロポックル~へ

まずは老舗のコロポックルにいけば間違いないでしょう。ホッケの刺身って、もしかしたら本州の方は馴染みがないんじゃないでしょうか。淡白でしっとりとした食感に、脂は濃い。食感がハマチの味エンガワといいましょうか…旨いんです。お店のリンクはこちら

刺し盛にしゅうまいを食べてもらって、次のお店に行きます。(他にもオススメのメニューは五万とあります。)()

owlへ

豊水すすきの駅側にあるowlへ。歩いている間に小腹を空かせて…。日本酒が中心のbarです。お店のリンクはこちら

チルい音楽を聴きながら飲む個性派日本酒は、心を静かな海にしてくれます。穏やかな時間…。ここで栄養を摂取すると、しばらくいい気持ちで生きることができます。

お通しの茹でピーナッツ、これで5杯飲める。

日本酒に合うおつまみも絶品なんです。

タラコの茗荷巻きに、梅の紫蘇はさみ揚げ。名前からしてとても魅力的。塩気、酸っぱさ、衣の甘さ、いろんな要素があるお料理、あらゆる角度から酒を引き立てます。

タラコの赤を引き立てる仲間たち。

届いてびっくりするだし巻き卵。真っ赤な大根がたっぷりとのっています。

赤いやつら(大根)

万願寺とうがらしの、華やかな苦味が玉子に包まれて、絶品なんです。

そして一通りご飯を食べて、日本酒を飲み進めたら、ぜひ辰巳のジンにたどり着いて欲しい。

ほろ酔いでピントがズレる芸です。

グリーンアブサンをストレートで。弱った心の薬です。家に欲しい。

bar藤田へ

そして、心の治療が終わったら…元気をもらいに行きましょう。歩いて3分ほどのbar藤田へ。お店のInstagramはこちら

ソマリと白猫。

穏やかな猫たちと触れ合いながら、酒が飲めるという最高空間。

これはもう3年は前なので、きっともっと大きくなったんだろうな…

バーボンロックで猫たちと戯れ、豊かな時間を過ごしてください。芳醇。多幸感がすごい。

猫と遊び疲れて小腹が空いて来たところで、〆のラーメンに向かいましょう。

一幻の総本山へ

ピンクの粉はもちろん海老です。

重いかな…と思いつつ、すすきのの一幻総本山に行ってみてください。多分、15分くらい並びます。その間に、芳しい海老の香りを吸ったり吐いたり。確実にお腹が減って、最終的にはラーメンペロリなのでご安心ください。

さて、今回は塩+細麺。ビジュアルからするとどこが塩なんだと思いますが、塩です。見た目よりはあっさりですが、どうあがいても海老。どの一口も海老。途中で海老のオイルを足したのですが、なおなお海老。海老好きが天に昇るような一杯です。

塩には細麺、醤油には普通の太さが良いそう。訪問の際はご参考に。この翌々日に醤油も食べましたが、そちらも美味。塩が海老なら、醤油は香ばしい海老の味でした。

お店のリンクはこちら

さいごに

俗にまみれた町のすすきの。確かに用心しないと行けない雰囲気はあるけれど、飲み屋で出会う人は温かな人ばかり。俗と人情は紙一重。

すすきのに遊びに行くことがあれば、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

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