パワハラでぶっ壊れても誰も助けてくれない。自分の人生変えられるのは自分だけ

昔、長時間労働と上司からのパワハラでぶっ壊れそうな時、                    「いつかきっと誰かが助けてくれる」と思っていたけど、誰も助けてくれなかった。今、毎日を幸せに過ごしているのは、思い切って行動したから。他人を救ってくれる神様みたいな人なんて、会社にいないと思った方がいい。自分の人生を変えられるのは、自分だけである。

なぜ誰も助けてくれなかったのか。
そもそも誰にも助けることはできない。
その理由は、パワハラ上司が評価者であるからだ。
会社員であれば、直属の上司から評価を獲得しなければ、給料やボーナスは下がり、出世や昇格にも影響が出る。そんなリスクを冒してまで他人を助ける会社員はいない。

パワハラ上司が帰った後、「大丈夫か?」「あんまり気にするなよ」と心配してくれる先輩や同僚もいたので、「いつかきっと誰かが助けてくれる」なんて虫のいい期待をしてしまったところもある。ただ、逆の立場になれば、自分だって給料やボーナスなどの待遇が悪くなるリスク、次のパワハラ上司のターゲットになるリスクを冒してまで他人を助けない。その時の自分は、この当たり前の事実を忘れていた。

もしかしたら、いや自分は、助けるという自己犠牲を厭わない人もいるかもしれない。それでパワハラから助けられるならいい。
ただ、会社は正論がまかり通るところではない。
上司であれば、理不尽なことも許されてしまう会社が多い。
養わなければいけない妻子がいたり、大変な就活を経てやっと内定を取った会社だったりする人もいる。会社員皆に、同じことをすることを求めるのは酷である。

会社にパワハラを相談する方法もある。
パワハラという理不尽な行為をしっかり伝えれば、異動させてくれる。
きっと会社は助けてくれると思っている人もいるかもしれない。
相談して異動出来たりすることもあるが、上司からのパワハラの場合は、上司を飛び越して、その上の上司や人事部に相談することになるので、おススメはしない。
会社にとって、上司とあなたのどっちが大切か、考えれば分かる。
親しい同僚がいたとしても、評価者である上司に不利な証言はしないだろう。

激務やパワハラの被害者は、自分にも悪いところがあったのではないか、もう少し自分が頑張れば何とかなるのではないかと、ギリギリのところまで耐えて悩み続ける。そのため、周囲も事の重要性に気づかず、状況がどんどん深刻化して、ぶっ壊れてしまうことになる。

だからこそ、会社では誰もがリスクを冒してまで他人を助けないという当たり前の事実を認識して、自分自身がぶっ壊れる前に、自分自身で行動を起こすしかない。
有給がたまってるのであれば、思い切って会社を休んで、身体の疲れを取った後、考えてもいい。人事部に相談する、転職準備をする、休職するなど、自分自身が腹さえ括れば、人生は何とかなる。

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